18インチのホィールを作るときに専用のスポークとリムがいる。

汎用のを取ってみたがまったく合わんかった。

そこで、16インチ、19インチ、21インチのスポークが余ってたんで組み合わせて18インチを作ることにしたが。

ネックの角度も様々で組み合わせは無限にある。

どうするか。

全部張りながら試すことは物理的に無理やろう。

そこで旧友のサムに相談した。

サムは某大学の理工学科、数学物理学専攻した自称、天才物理学者である。

奴は実におもしろいといいながら、各スポークの長さ角度を計測。

なにやら計算しはじめた。

そこで40本スポークのうち10本だけちょっと長いスポークを組み合わせてアンシンメトリーなホィールを考えた。

そんなあほな。

理論的にはコレだ、というヤツの支持どうり組んでいく。

なんと、本当に組みあがった。

ホイールバランスをとってみる。

出来た、科学の勝利の瞬間である。

ヤツは報酬の缶コーヒー1本をもらって泣きながら帰っていった。

ヤツは使えるかもしれない。

俺は密かにそう思った。