ひろ　の　Cafeteria -10ページ目

日本列島　雨期前線

空想の世界・・・想像ですので、読み流して下さい。

20XX年6月
日本列島は雨期のシーズンとなった。
この頃から、水蒸気を大量に海から吸収した南～南西からの暖気流が
日本列島付近に流れ込み始める。
この暖気流は、上層の偏西風と間に逆転層を形成し、天気図的には、停滞前線を形成する。
過去には、この停滞前線は、梅雨前線と呼ばれた時代があったが、
現代では、秋までこの停滞前線は消えることなく、継続し
過去に、秋雨前線と呼ばれた停滞前線まで続き、
近年、この期間を、日本列島の雨期、と俗に呼ばれるようになった。

6月に日本列島太平洋側で発生した停滞前線は上下（南北方向）しながら北上し
8月始めに、東北地方から北海道まで北上した後、再度、上下（南北方向）しながら南下を初め、9月末に消滅する。
この停滞前線付近では、集中豪雨が発生し、大きな被害をもたらす。
まさに、日本列島を上下し、大雨で総なめする。

太平洋側に前線がある場合は、太平洋上空を経由した湿った暖気が大雨をもたらす。
日本海側に前線がある場合は、太平洋で湿った暖気が日本海上空で更に水蒸気を吸収し大雨をもたらす。
冬にシベリヤからの寒気が日本海で水蒸気を吸収し大雪となる場合と比較にならない程の大雨が
九州から北海道までの日本海側を襲う
台風が南方にある場合、局地的に暖気流が加速され、前線付近で局地的に大雨を加速させる。

○○○では
20XX年から、雨期前線大雨情報の発表を開始した。
衛星画像、地上レーダー画像等により、暖気流の収束と上昇を監視し、
積乱雲群の発生が継続すると予測された地域に雨期前線大雨警報を発表している。

以上、全て、空想です。

---あとがき
そういえば、日曜日は、気象予報士の試験日だった。
知人の話だと、実技１が、かなり難しかったらしい。
確か、10日後ぐらいに、ネットで試験問題が公表されるので、
みてみたい。