そもそも、ホリエモンのくもん(公文式)批判には大きな矛盾があります。

 気分でしゃべっているから、おかしなことを言っているのに自分でも気がついていない。

 

 公文式の体験授業でテクニックをおぼえたら、体験が終わころにはぜんぜん勝てた。 

 

 意味不明な言い方ですが、おそらく、「くもんの体験授業だけでメソッドがわかり、その通りやったやったら、終わるころにはものすごく速くなって他の子たちに圧勝した」ということだと思います。

 

 ええっ!

 たったの30分で計算が格段に速くなるんだよ!

 くもんって、すごすぎ。

 なんで文句言うの?  

 

 普通は、こう、思いますよね。

 ホリエモン、しゃべりが破綻してます(*^^*)

 

 ホリエモンは、典型的な学校否定論者みたいです。

 学校が大嫌い。

 くもんも学校教育の延長線にあると考えているから全否定するんでしょう。

 たぶん、文科省も解体した方がいいと思っています。学校はバカと奴隷の生産工場。

 まあ、ここまでは大賛成。全面的に賛成です\(^o^)/

 でも、言っていることが雑すぎるんですよ。

 

 くもんの功罪がまるでわかっていません。

 まず、「功」から話し出しましょう。

 かつて、くもんは教育業界の革命児でした。画期的なシステムだったんです。

 

 最初から、話を整理しなおします。

 ホリエモンは「計算が速くても何の役にもたたない」と主張しています。ホリエモンの言う意味はわかりますし、そういう面もあります。

 しかし、それは素人が気分で言っているにすぎない。

 

 底が浅いです。

 

 そもそも、くもんで全員が計算が速くなるわけではありません。

 頭も良くならず計算も速くならない子も多数います。くもんのATMになっているお子さんも多い。また、計算だけが速い、くもんバカもいます。しかし、反対に計算が速くなるだけでなく模試の点数があがり、トップクラスの仲間入りをする子もいます。くもんがいう、「東大生の○割はくもん経験者」というのもウソではないでしょう。

 いろいろなケースがあります。

 だから、具体的データにもとづいてお子さんを分類し、分析する必要があります。

 いったいどのくらい割合が「成功」し、どのくらいの割合が「失敗」するのか?

 そして、「成功」する子と「失敗」する子の違いは何か?

 という話なんですね。(以下、続く) 2022年2月25日版に加筆修正

 

 立方体の数をかたまりごとにかぞえ、おぼて、暗算で足す。最初はメモが必要ですが、すべて頭の中でできるようになります↓

 

今日の雑談(1)

23日の今日のつぶやき(2)で、夏目漱石の話を書きました。「先生と僕」もご紹介しましたが、このマンガはビギナー向け。今日は漱石、上級者向けのマンガをご紹介しましょう。まずは「『坊っちゃんの』時代」。原作は関川夏央。関川氏はコラムニストですが、漱石関連の文献を読み込み、きちんと時代背景を押さえています。「たけくらべ」の樋口一葉がなくなった後、同じ部屋に平塚らいてうと心中騒動をおこした森田草平が住んでいたとか、ラフカディオ・ハーンが松江中学、東京大学で教師をしていた(漱石も同じ)。また、ハーンが東大をクビになった後、漱石が後釜に座ったが、ハーンが直後に狭心症で倒れたという話が書かれています。

 

 

 このシリーズ、まだまだ続いています↓

 

 

 

 

 

 

水曜と日曜、ZOOMの無料学習会

 オンライン学習会は水曜日と日曜日です。 

 水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、5時45分から英語のミィーティングです。

 北海道から沖縄まで全国各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。海外からの参加者もいます。

 年齢は幼稚園から小6まで。塾に通わない普通のお子さんも、全国トップクラスもいっしょに勉強します。

 もちろん、SAPIX(サピックス)も四谷大塚も日能研も、広島の家庭学習研究社に通うお子さんも多数います。最近は算数オリンピック参加者が増えています。

 

 英会話のミーティングは、英国の女の子が絵本を読んだり、街の話をしたり、BBCの科学ややニュースのページを解説してくれたりします。

 参加者は幼稚園から6年生まで。

偏差値も40台から70台まで。α1もα1を目指しているお子さんもいっしょ勉強しています。

 誰でも参加可能。無料です。 

 

 ……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。

 参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。

 で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください。

 ……という話です(^^) お申し込み、お問い合わせはLINEから。幼稚園低学年の参加者も増えてきました。

 

LINE ID freetablettabu

QRコードをクリック。ワンタッチでLINEの友達登録ができます。

 

ブログの記事をコンパクトにまとめました。

これまでの記事がぱっとわかります。

 

 

 

今日の雑談(2)

 SAPIX5年2月から3月、以下の内容を習っていますね。たぶお式、プリントで予習復習しませんか?

 

■平方数(1×1から20×20まで)
■素数(まずは50までの素数)
■分数と小数の変換
(特に1/8=0.125、2/8=0.25、3/8=0.375…7/8=0.875まで)
■3.14の暗唱
(3.14×1=3.14、3.14×2=6.28、3.14×3=9.42…3.14×9=28.26)

 

 計算だけはありません。文章問題もそろっています。文章問題は2つ面積図の組み合わで体系化しました。どんな問題でも面積図の組み合わせで解きます。もちろん、SAPIX5年の問題だって面積図です。下の動画は面積図の入門編。一番簡単な面積図です。

 

 


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