算数とは解法と解法の組み合わせです。
たとえば、割り算。
割り算はかけ算を裏返したもので、かけ算と引き算の組合わせで解きます。
また、答えが81までの割り算は九九とセットでおぼえます。
7×8=56 これは九九。
そして、九九を裏返すと、
56⇒7×8 または 8×7 になります。
九九の答えから式が一瞬で出るようにする。そうならないと九九は完璧ではありません。
九九の中でおぼえにくいのは以下の4つです。
54 56 63 64
この4つの数字から式が一瞬でひらめくなら合格です。今すぐ、確認してみてください。多くのお子さんが答えられないか、答えるのに時間がかかります。
54⇒9×6 or 6×9
56⇒8×7 or 7×8
63⇒9×7 or 7×9
64⇒8×8
以前に幼稚園児の丸暗記について書きました(↓)。
結論としては、幼稚園や低学年は理屈より先にどんどん暗記させた方が効率的なことが多いです。
オンライン学習会では、小学生たちが19×19までの暗唱をしています。
幼稚園のやっくんがそれ見て自分も暗唱がやりたいと思った。
#この記事は2年前の記事に加筆していますが、この記事の1、2ヶ月後の動画が下のものです。そして、今、やっくんはお利口になり続けています。詳細は下の動画と今日の雑談を御覧ください。
でも、19×19をいきなりおぼえるのは無理なので九九の暗唱をみんなの前でやったんです。
年上の小学生たちのマネでした。
自分の意志でやりたいと思うことはいやでも頭に入ります。だから、本人がやりたいというのなら、何でもどんどんやらせてください。
丸暗記でまったくかまいません。
幼稚園に理屈を教えてもどうせ理解できません。幼児は理屈よりも丸暗記の方が得意です。特に自分が興味があることはすぐおぼえてしまいます。(以下、続く)
2022年2月21日の記事に加筆
プリントは常に改良&改訂します。学習マニュアルは常にアンダーコンストラクション。ガウディのサグラダファミリアのように常に建築中なんです。先日、集中して書き換えたのでかなりわかりやすくなりました。
今日の雑談(1)
下は、今、やっくんが取り組んでいた問題です。このレベルの暗算でばんばん解いています。1年前幼稚園の年長のとき、指折りで1+2から始めました。普通の子どもでした。それが、すぐに九九、19×19までをおぼえ、インド式⇒素因数分解を習得。さらに上の段階へ駆け上り続けています。
ごくごく普通のお子さんでも、このレベルに到達できます。普通にプリントを続け普通にオンライン学習会に出ている子はそうなります。
オンライン学習会
オンライン学習会は水曜日20時と日曜日16時です。
北海道から沖縄まで全国各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。海外からの参加者もいます。
年齢は3才児から小6まで。塾に通わない普通のお子さんも、全国トップクラスもいっしょに勉強します。だから、偏差値も40台から70台まで。α1もα1を目指しているお子さんもいっしょ勉強しています。
SAPIX(サピックス)も四谷大塚も日能研も、広島の家庭学習研究社に通うお子さんも多数います。最近は算数オリンピック参加者が増えています。
最近、ピグマリンを学習していたお子さんも急増中。リミッターを外したような猛スピードで学力をつけています。
誰でも参加可能。無料です。
……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。
参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。
で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください。
……という話です(^^) お申し込み、お問い合わせはLINEから。幼稚園低学年の参加者も増えてきました。
LINE ID freetablettabu
QRコードをクリック。ワンタッチでLINEの友達登録ができます。
今日の雑談(1)
昨年の2年生では、3.14×9までのかけ算を丸暗記した子がいました。
●小2の女の子が家族で考えた! 3.14×○の暗唱法【最新版】
2年生は面積をまだ習っていません。学校でも面積を習っていません。面積が何か知らないんです。
学校でも中学受験塾でも、四角、三角、平方四辺形、台形の面積を習った後、円の面積を習うのですから、円の面積の出し方など知るわけがない。もちろん、円周率などちんぷんかんぷんです。
だけど、すぐにおぼえてしまいました。
みんなの前で、堂々と暗唱しました。
これでいいんです。
最初に丸暗記。その後、理論を勉強してもいいんです。このとき、初めて気がつきました。
今日の雑談(2)
昨夜、NHKで深夜に『玉置浩二ショー』をやっていました。このひと、10年前よりはるかに歌がうまくなっている。圧倒的な歌唱力です。特にすごいのがオーケストラとのコラボ。マイク無し、演奏なし、コンサートホールの反響だけで歌うところがすごい
玉置浩二は、本物の天才です。
ポップス界における玉置浩二、文学界における夢枕獏、野球界における大谷翔平とイチロー、教育界における俺……。
それぞれの業界には他の追随を許さない絶対的に存在っているもんです。