『二月の勝者』はどのくらい本当なんでしょうか?
第二回は「Rクラス(一番下のクラス)からの逆転はあるか?」という話でした。
今回も、黒木先生のしびれるセリフが炸裂です。
「Rクラスはお客さんですから、一生懸命にならないでください」。
実際には、塾の先生はこう思っていても、口に出すことは少ないのですが、ドラマだから心の声がそのままセリフになります。
今さら、説明はいらないでしょう。
塾経営で重要なのはトップクラスのお客さんです。
SAPIXでいえばαクラス。筑駒、御三家の合格実績=広告塔になってくれる生徒がだけ重要です。
サピ以外の塾でもこれは同じです。
一人握りの優秀な生徒を一流中学に合格させ、広告塔にして大宣伝。その他のできの悪い子たちは受験までやめずに授業料を払い続けてくれさえすればいい。
RクラスはただのATM(黒木蔵人曰く)です。
そもそも、塾ではテキストもカリキュラムも一流中学に合格できる上位の子に合わせてあります。優秀な子は頭がいいのでどんなテキストを使っても理解できる。脳みそにキャパがあるから、馬がエサを食らうように脳みそのなかに情報を詰め込んでいきます。
が、それ以外の普通のお子さんが中学受験塾の粗雑なテキストを使うと大変です。必ず消化不良をおこすか、ゲロを吐いてしまうのかのどちらかです。
わからなければ、塾の責任なんですが、ほとんどの家庭では自分のお子さんが頭が悪いか、努力が足りないと勘違いしてしまい、塾の怠慢を突き上げようとしない。それで塾はちょうしをこいて、ATMのみなさんの生き血をちゅーちゅーと吸い上げて肥え太っていくわけです。
まあ、それでも、広島の場合、田舎なので中学受験塾の半分前後は、歴史も伝統もある地元の「名門校」に入れます。
広島の「名門校」とは、修道中学、女学院中学、広大付属中学、ノートルダム清心中学、広島学院中学。なかでも、広島学院は東大理Ⅲに複数の合格者を出すようになったのでまずまずの受験校なんですよ。
年間百数十万円を払ってもこの5校のうちどれかに合格できれば安いものでしょう。
なぜでしょうか? (以下、続く)
今日のつぶやき
実は原作を読んでいないのですが、まあ、「下剋上受験」の結末を見てもわかる通り、Rクラスから一流中学合格者続出という展開になりそうです。
そんなことが実際にあるのか?
カリスマ教師とか、優秀な先生がより一気に合格実績があがることはあります。ただね、それには限界があります。これについては、次回以降で詳細を書いていきます。
たぶお式プリントはドリル形式でシステマチック。中学受験の基礎単元を完全に分解し、一番効率よく吸収できるように組み立て直しました。
すべての受験問題は、解法と解法の組み合わせ。もっとも合理的で高い組み合わせを取り形式で積み上げていきます。
すべての中学受験問題は解法と解法の組み合わせです。
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水曜と日曜、ZOOMの無料学習会
オンライン学習会は水曜日と日曜日です。
水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、4時45分から英会話のミーティングです。
北海道から沖縄まで全国各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。海外からの参加者もいます。
年齢は幼稚園から小6まで。塾に通わない普通のお子さんも、全国トップクラスもいっしょに勉強します。
もちろん、SAPIX(サピックス)も四谷大塚も日能研も、広島の家庭学習研究社に通うお子さんも多数います。最近は算数オリンピック参加者が増えています。
英会話のミーティングは、英国の女の子が絵本を読んだり、街の話をしたり、BBCの科学ややニュースのページを解説してくれたりします。
参加者は幼稚園から6年生まで。
偏差値も40台から70台まで。α1もα1を目指しているお子さんもいっしょ勉強しています。
誰でも参加可能。無料です。
……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。
参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。
で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください。
……という話です(^^) お申し込み、お問い合わせはLINEから。幼稚園低学年の参加者も増えてきました。
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