(1)xとyの関係を式に表しなさい。
サピの授業では、
y=12×x
という式を黒板に書き出し、丸暗記させています。
この記事の続きです↓
サピではこの夏を境に、脱落者が出始め、多くの校舎では1クラス分の生徒がいなくなると言われます。こんな雑なやり方をしていれば当然でしょう。
では、どうすれば、きちんと理解できるのか? まともな教師ならどんな教え方をするのでしょうか?
具体的に解説しましょう。
優秀な先生は、お子さんのタイプをパターン分類し、それぞれに対応していきます。
ここでは、A、B、Cと学力順に3分類します。
広島の家庭学習研究社だと、最終的に上位校に合格する子をのぞけば、この問題はちんぷんかんぷんなはずです。5年で初めてこの問題を見たら、B、Cレベルの子は即座に「わからない」と答えます。もしかしたら、Aの中にもわからないという子がいるかもしれません。
最近、家庭学習研究社とSAPIXの学力比較をしていますが、サピの方がカテガクよりもかなり学力が高い。下手をすると、「Aクラスの子でもカテガクでは成績優秀者(200人中50番以内)に入るかも?」と思うことさえあります。まあ、それはカテガクのレベルがあきれるほど低いということでもあるんですが、、、、、・。
で、
y=24×x÷2
という解答を見たとき、「ふぅーん」と思いました。
ここまで書ければ上出来! たいしたものです。
しかし、これ、丸がついているけど、本当はバツです。
大人ならこれを「なんでこんな簡単なことができないんだ」と思うかもしれませんが、小学生は想像以上に応用が効かないし、ちょっとしたことができないのです。(以下、続く)
今日のつぶやき
みなさんが、お子さんに、家庭教師や個別をつけている場合には、今日の記事は参考になるはずです。
家庭教師や個別の先生はちゃんとお子さんから話を聞いていますか?
教える前にお子さんの能力、考え方、性格を掴むことの方が先です。
教えるのはその後です。
当然でしょ。
一人ひとり、みんな違うのだから、それぞれつまずいている箇所も違います。α1と同じ教え方ではAクラスのお子さんはちんぷんかんぷんです。
今回も徹底的に話を聞きした。
サピの先生が、
この問題をどう教えたか?
ノートに式が書いてあるなら、それが「板書きされたものか」の確認。そして、それが「その先生個人が考えた解法か?」、「サピの指導マニュアルに書かれたものか?」の確認もします。
「説明をせずに、頭ごなしにこのやり方をやれ」と先生が言った話も、こうした聞き取りの中でわかりました。
文章問題もシステマチックに!
面積図で解く
線分図で解く
式で解く
具体例をあげましょう。
過不足算です。
過不足算は、面積図の中でも組み合わせが複雑な問題の1つです。
面積図でも解けるけど、複雑になるので線分図で解くこともある。塾では式しかならないことも多いようです。
どれが正しいというわけでありません。
答えを出し、丸をつけてもらっておしまいでもありません。
重要なのは、省略の過程なのです
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