(Q)この線分図や式は先生が黒板に書いたものを写したんだよね?

(A)はい。

 

 他の校舎、別のクラスの子にも同じ質問をします。

 全員が同じ線分図を使っているので、SAPIX(サピックス)は指導マニュアルでこの線分図を使うように指定しているというとになります。

 

「和と差に関する問題H51-02)

 

 線分図は面積図の省略形です。面積図の下の箇所、つまり元にする量を省略しています。

 だから、数字を書き込む箇所が1つ少ない。

 面積図は、元にする量、割合、比べる量の3つ書き込めるのに対して、線分図は、書き込む箇所が2箇所しかないので、元にする量と割合を1つにまとめます。つまり、線分図では元にする量+割合と、比べる量の2つを書き込んでいるんです。 

 ここで矛盾がおこります。

 

 この記事の続きです↓

 
 

 旅人算の問題で考えてください。

 

 

 旅人算では、時間(元にする量)、速度(割合)、距離(比べる量)のどれかを出します。

 面積図の場合は書き込む場所は3箇所あるので問題ありません。

 しかし、線分図には書き込む場所が2箇所しかありません。きちんとした理論や体系がないと、線分図の考え方がばらばらになってしまいます。

 

 線分図と面積図。

 あらゆる参考書、塾の教材を確認していましたが、この2つをきちんと整理し体系化しているものは1つもありませんでした。

 理論や体系がない。気分で線分図を書いています。

 塾の先生は極めて基本的なことがわかってない。なぜ、こんな基本的なことがわからないのでしょうか?(以下、続く

 

 

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