5年の7月の組分けテスト、終わったばかりですが、昨年の問題と比較してみませんか?

 昨年は罰則付きつるかめ算をここで取り上げ、徹底的に分析しています。

 SAPIX(サピックス)の教材も、面積図と線分図がまったくダメ。教材制作者が、まるで理解できていません。

 と、いうところで、1年前の記事の加筆版で振り返ってみます。

 

 

 ケアレスミスさえなければ……。

 SAPIXだけでなく、あらゆる塾、あらゆる学年のあらゆるお子さんはこれで悩んでいます。

 しかし、「どうしたらケアレスミスをなくせるのか?」と塾の先生に相談しても「しっかりと問題を読みなさい」「確かめをしっかりしなさい」という答えが返ってくるくるだけ。

 

 そんなもん、とっくにわかっとるちゅうに! 

 

#計算ミス対策についてはつい最近、新発見がありました。素数と3の倍数を徹底的に叩き込めば計算ミスを減らせませす。これ、今、オンライン学習会で繰り返しています。どこかで特集を組み書きますが、概略はこの記事下の「今日の雑談」に書きます。

 

 さて、それなら実例をもとに徹底的に考えていきましょう。

 なぜ、ケアレスミスをするのか?について。

 まな板の上に乗せるのは、7月4日の5年組分けテストです。

 実際の答案をもとに、どこでどう間違えたのか? また、どうすれば次は間違えないか、を徹底的に掘り下げます。

 

 受験ドクターさんはすでに試験当日午後9時には解説をアップしてます。

 さすがに速い! 

 解き方についてもざっと解説してくれています。

 速さと網羅性ではかなわないので、こちらは徹底的に掘り下げます。

 

 

 下は【2】の(1)です。

 

 解答は、偏差値が50に届かない男の子のもの。

 成績は上下しながら下降線をたどっています。このままでは完全に落ちこぼれてしまう。かなりの危機感を持っている。サピには同じような悩みを抱える子がものすごく多いです。LINEでも、同じような相談ばかりですから(^^)。

 

 この答案、どこで間違えたか?

 サピでは、ご両親、家庭教師、個別の先生の誰かにつきっりで教えてもらうのが当たり前ですが、どの先生であっても、ひと目見れば間違った箇所がわかるはずです。

 

 

 間違いは、

 30-9 

 の部分ですね。

 でも、それを指摘するだけで終わっちゃうんですよね。

 重要なのは、

 なぜ、間違えたえたか? 

 そして、次から間違えないためにはどうしたらいいか? 

 です。

 そこまで踏み込んで考えないから、何度も何度も同じ間違いを繰り返すんですよ。

 

 まず、最初のポイントです。

 これ、つるかめ算ですよ。

 気がついていますか?

 罰則付きつるかめ算。お皿を運ぶ問題と同じです。

 つまり、この面積図の変形版で解けるんです。(以下、続く

 

 

※ サピックスの組分けテスト、間違い答案を募集しています。下のQRコードで友だち登録、写メで答案を送っていただければ、間違いの原因、対応法を考えます。

 

 

SAPIX関連記事はここ

 

 

 

たぶお式プリントは幼稚園からSAPIX「α1」レベルまで。

3000枚をこえるプリントを用意しました。
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インド式の考え方で中学受験のカリキュラムを再構成⇒体系化。

文章問題はすべて面積図と線分図を組合で解きます。

 

 

 

今日の雑談(1)

 つるかめ算は一瞬で見分けることができます。

 と、いうより、問題をひと目見た瞬間、つるかめ算の面積図が浮かびます。サピだけでなく、中学受験塾の先生は面積図も線分図が理解できてない。線分図は面積図の省略形なんですが、こんな基本的なことさえわかっていない人がほとんどです。

 最初は「なんで、こんな簡単なこと知らないんだ」と驚きましたが、どうも大学で数学で勉強すると、すべて数式で考えることが当たり前になってしまうようです。

 自慢ではありませんが、僕は一切、数学は勉強してないです。だから、小学生と同じ、目線で考えます。当初は、あらゆる参考書や問題集を片端から集め、分析しましたがいずれも、わからない。最初は自分の頭が悪いからと勘違いしていましたが、違いました。まともなテキストが存在しないだけだったんです。 こんなのでわかるはずながない。 

 相手は小学生ですよ。

 ましてや、できる子もできない子もいます。α1の子なら、大学生と同じように文章を直接、数式に変換することもできるでしょうが、普通はムリです。

 

今日の雑談(2)

計算は一瞬でチェックできます。

偶数の倍数はわかりやすいので、まあ、いいでしょう。5の倍数はもっと簡単だから気にする必要がありません。

奇数の倍数うち、3と7の倍数が基本になります。

3 6 9 は見分け方がありますよね。

3の倍数は各位の合計が3の倍数。6の倍数は3の倍数のうち偶数のもの。9の倍数は各位の合計が9の倍数です。

 たとえば、

 17×12=204

 2+0+4=6

 6は3の倍数でしかも偶数だから、3の倍数であり6の倍数でもあります。

3の倍数を押さえれば、3 6 9 は大丈夫です。

で、結局、残るのは7の倍数です。7の倍数を見分ける方法はあるのですが、難しいで、主要な倍数はぼえてしまします。

 で、これらについてはすでにプリントが完成しています。やれば、すぐ頭に入ります。

 頭に入るとどうなるか?

 17×12=206

 が一瞬でわかるようになる。

 2+0+6=8  3の倍数ではない 

 これが即座にわかるようになります。

 本当にこんなことが誰でもできるようになるか?

 なります。

 計算ミスについては、詳細解説を近日やります。お楽しみに! 

 

 

ZOOMの学習会! 毎週水曜と日曜です

 水曜日と日曜日、オンライン学習会をやっています。 

 水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、4時45分(サマータイム)から英会話のミーティングです。 

 幼稚園から6年生まで。北海道から沖縄まで全国各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。塾に通ってない低学年や幼稚園児から、SAPIX(サピックス)、四谷大塚、日能研も、そして、広島の家庭学習研究社に通うお子さんもいっしょに勉強しています。

 英会話のミーティングは、英国の女の子が絵本を読んだり、街の話をしたり、BBCの科学ややニュースのページを解説してくれたりします。

 参加者は幼稚園から6年生まで。偏差値も40台から70台まで。α1もα1を目指しているお子さんもいっしょ勉強しています。

 誰でも参加可能。無料です。 

  こんなこと書くと、怪しまれるのですが、本当に無料です。

 参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。

 で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください。

 

 お申し込み、お問い合わせはLINEから。幼稚園低学年の参加者も増えてきました。

 

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