点の移動の攻略ルートは2つです。

 まず、偏差値50以下のお子さん。

 最小公倍数、速度と時間の単位変換、旅人算など、パーツを徹底的に鍛え直す。

 次に偏差値50~55以上のお子さん。

 パーツごとの鍛え直しと並行して、問題を解いていきます。

 今日は、点の移動の学習法についてお話しようと思ったのですが、その前に面積図について解説しておきます。

 

 この記事の続きです↓

 

 中学受験の問題はそのほんどが2種類の面積図(差集め算型と逆数型)に抽象化することができます。旅人算も、その発展形である点の移動も、差集め算型面積図で解けます。

 中学受験塾の教材制作者は抽象化や体系化という考え方ができないようです。だから輪切りにして詰め込む。すべての問題を2種類の面積図に抽象化し、組み合わせていけば、中学受験塾の教材よりも、学習時間が大幅に短縮できるし、論理的に考える力飛躍的につきます。

 

 旅人算を面積図であらわすとこうなります。

 

 

 面積図の解説をしていると先に進めないので、旅人算や点の移動は差集め算型である」ということだけにとどめておきます。

 最小公倍数、速度と時間の単位変換も必要ですが、これも省略します。

 

 下は点の移動の最初の1枚です。このプリントは全部で18ページあります。

 このプリントでは左側に旅人算、右側に点の移動を配置しました。同じページの左右に配置することで比較することができます。

 こうすると、2人で池を回る旅人算と点の移動はまったく同じ問題であることがわかります。(以下、続く

 

 

 

 

今日のつぶやき

 ZOOMのオンライン学習会なんですが、百わりの競争をしたあとは自習です。それぞれが自分の好きなプリントを選んで勝手に勉強しています。

 最初は授業形式でした。で、プリントの解説をしようとすると、話を聞かずにプリント学習をする子がいるんですよ。そになにやりたいなら、勝手にやってなさい、ということで今では最初に、スエズ運河とか桶狭間の戦いとかの雑談をすることはあってもほとんど自習形式です。

 保護者のライングループでは、「ZOOMの学習会のとき参加するときは集中力が増す。プリントも学習会のときだけスピードが倍増する」という意見が出ています。

 不思議ですね。学校と違い、ZOOMでは隣通しでおしゃべりすることはできません。休憩時間にいっしょに遊ぶこともない。でも、いつのまにか、参加者はお互いの名前もおぼえて、それぞれのキャラも見てくる。そして、お互いに意識、刺激しあっています。

 

 

ZOOMのオンライン学習会! 

 水曜日と日曜日にはオンライ学習会を開いています。 

 水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、4時45分から英会話のミーティングです。 

 日本各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。もちろん、家庭学習研究社やSAPIX(サピックス)に通うお子さんも多数います。

 英会話のミーティングは、英国の女の子が絵本を読んだり、街の話をしたり、BBCの科学ややニュースのページを解説してくれたりします。

 誰でも参加可能。無料です。……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください……という話です(^^)

 

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