●4年のマナビーを見て驚いた。こんなにスローペースで大丈夫?
家庭学習研究社4年、5年、6年の算数のマナビー、アタックを久々にチェックしました。
レベル的には学校の授業とほぼ同じ。学校の授業が理解できていれば問題ありません。首都圏や近畿の中学受験塾より1年近く遅れていると思いました。
マナビーは良く言えば基礎重視、はっきり言えば非効率でのろまです。4年までは学校の授業とほぼ同じペースで進みます。これがツケとなって5年、6年にぐちゃぐちゃのしわ寄せがおこり、悪夢のような猛勉強をしないとついていけなくなる。
なぜ、4年でもう少しペースをあげないのか?
どう考えても、営業効率の問題でしょうね。
6年が年100万円の授業料が取れても、学年が下がるに従って授業料は安くなる。6年重視でがっつり取ったほうが儲かる。そう考えているから、4年がスカスカなのでしょう。
●4年のマナビー、円の面積ぐらいやってほしい
4年のマナビー、3月から7月までのカリキュラムを見て驚きました。
「円」という単元があります。
当然、円の面積だと思いました。ところが、……。
1つの円に、半径は[いくつも]あり、どれも[同じ]長さです。
直径は、かならず[ 中心 ]を通ります。
こんな穴埋め式問題が延々と続きます。
まったくもって時間のムダ。4年はこんなつまらないこと説明するのにやたらと時間がかかる。放置しておいても、5年、6年になれば自然にできるようになる問題です。(以下、続く)