中学受験で一番難しいのは子どもたちに「やる気」を出してもらうことなんでしょうね。
りりにゃん母さんのブログを拝読して改めて思いました。
そもそも小学生は外で一日中、ドロンコになって遊んでいるのが自然なんです。蝉取りをしたり、泳いだり、雪合戦をしたり。それが健全だし、望ましい成長の仕方です。
しかし、中学受験のことを考えればそんなことも言っていられません。わずか、2年程度の勉強で小学生のお子さんに、一般的な公立高校生が勉強しているよりはるかに難しい問題を解くだけの能力をつけてもらわなければならないのですから。
上位校を目指すなら、毎日3時間、休日には8時間の勉強なんて普通ですよね。子どもたちにとっては大変な負担です。
少々、やる気があっても、普通のお子さんにはできることではありません。受験は戦争のですから、この苦行を乗り越えることができるお子さんだけが勝ち残る。
私の知る限り、8割から9割のご家庭ではご両親のどちらかがお子さんの勉強につきっきり。中学受験専門の塾に通うのは当然で、その他、サポート塾や家庭教師をつけているご家庭も少なくはありません。
そもそも、それぐらい勉強しないと塾のペースについていけませんものね。(続く)