
行き場のない暴力
救いようのない感じ
散らばる理不尽
孤高の主人公グー
この映画の中では終始「理不尽」があれこれと散りばめ吐き出されている。
よって必然的にストーリーと呼べるものではない。
映画を見終わって文庫本も読んだが、それは本も同様である。
舞台は下関
同じ下関出身で在日韓国人である松田優作の息子、松田翔太を
主人公に使ったのはやはり監督の強い要望があってのことだろうと憶測できる
ただ本と異なり映画の中では、主人公が在日韓国人であるということに
関して多く語られることはない。
もう少し主人公が暴力という選択肢しか選ばざるを得なかった背景を描いても
良かったのではとは思う。
いくら主人公がクスリや博打を毛嫌いしているとは言え、
あんなヒデぇ暴力を奮っていたら説明にもならんので。
ただここまで「ただ暴力描写を楽しんでください」と言わんばかりに潔くこられると、
それが理不尽な暴力であれ観ていて気持ちが良くなってくるのは事実である。
女の子でさえも容赦なくボコボコにする。
その殴られ姿は「キラーインサイドミー」のジェシカアルバよりも惨い姿だった。
最後に、
ボコボコにされた体で食すラーメンはなんとも美味しそうなことか
「ハードロマンチッカー」