人生は不思議なものですね。
こんなに忙しいスキーシーズンは生まれて初めてです。
大学時代からインストラクターとして働き始めたので、もう四十年くらい続けていますが、今年ほどレッスンをさせていただいている年は初めて。たぶん、これ以上は無理というくらいになっています(笑)。
ご参加いただいたみなさま、ほんとうにありがとうございます。
エフ-スタイルで時々お客さまに見せる紙芝居があります。
これは故・平光雄先生が創ってくれた紙芝居で、人をやる気にさせたり、勇気づけたりしてくれるものですが、そこに 「個人によって成長曲線は異なっている」 というページが入っています。個人によって成長曲線が異なっているので、他人を意識しても上達につながらない･･･という内容を表したページです。
それでは、どうしたら自然で順調な成長を迎えられるのでしょう？
その答えとして、平先生やわたしは 「基礎と基本を繰り返すこと」 と考えています。
基礎と基本については、遠山知秀氏の素晴らしい研究 もありますので、こちらもぜひチャンスを創ってお読み下さい。
基礎や基本と呼ばれているのは、ふつう単純で簡単なテクニックが多いものです。スキーに喩えればウェッジターンとかプルークと呼ばれるスキーを三角形にしたテクニックやシュテムターンなどもそれにあたります。しかし、じつはそんな基礎や基本は限りなく奥が深く、難しいのです。毎年スキーシーズンの入り口で、わたし自身ウェッジターンばかり練習することをどこかに書いた記憶があります。そして、それをやるたび、毎回スキーは奥が深く、難しいと感じるのです。
そんな基礎となり基本となる技術に磨きを掛けることが、ほんとうの上達につながります。
今週末も 『スキーは基礎が大事』 をやらさせていただきましたが、こうした講座をやるたびに、スキーの奥深さを再確認することができます。
次週のキャンプは 『初めてのコブ』 。
もし、コブに苦手意識をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コブの基礎と基本にあたるところを重点的にやりますので、ぜひこのチャンスにご参加下さい。
白馬五竜エフ-スタイルはまだまださまざまなキャンプやレッスンをおこなっております。
ゴールデンウィーク最後まで営業させていただきますので、どうかよろしくお願い致します。