前回のブログにも書きましたが、今年のスキーシーズンはたいへん忙しいものでした。そのためシーズン中はスキーだけで精一杯になってしまい、なかなか泳ぐことができませんでした。
それに加えて、スキーシーズンが終わったとたんに熱を出し、十日以上も寝込んでしまいました。
ほんとうに自己管理がなっていませんね。
ようやく、五月も半ばをすぎて泳ぎ始めましたが、やはりなかなか厳しい現状です。
そこで、『長野県マスターズ』 を棄権することも考えました。
しかし、スキーのレッスンでいつもみなさまに伝えていることがあります。
それは次のようなもの。
「上達の第一歩は現実をしっかりと把握すること』
現実をしっかり把握するのに、大会ほど良い機会はありません。
そこで、潔く大会に参加する決心を固めました。リレーメンバーのみなさま、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
白馬五竜はたいへんシーズンが長いため、半年間はほぼ泳げないことになります。そこで思い切って 『ゼロベース』 からのスタートを切ることにしました。
これは近頃読んでたいへん感動した 『わが人生のシュプール(猪谷千春著)』 に啓発された方法でもあります。
本格的に泳げるようになるまで、いくつかのステップを刻むことにしました。スキーシーズンが始まるまでの半年間を時期を分けて練習することにしたのです。専門用語で periodization と呼ばれる方法です。
まず、水泳ができる体をしっかり作ること。
そのために練習量を増して、強度を落とすことにしました。
少し体ができてから得意なスプリント練習を取り入れ、強度を上げる計画を立ててみました。
もっとも大事にするのは11月26日&27日におこなわれる『ジャパンスプリント』 とさせていただきました。ジャパンスプリント後はスキーシーズンがスタートします。
これらのスタートとなるのが、三日後の大会です。
今年のしっかりしたスタートを切るためにも、しっかり泳いできます。
タイムがでなくても良いと決心すれば、大会は大きな刺激になります。
友人たちの泳ぎを研究し、自分の立ち位置を確認すること。
そのためにも、今日と明日の二日間、しっかりと練習して大会に参加させていただきます。