意識性と個別性について |  エフ-スタイルでスポーツの喜びを!

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 みなさん、角皆です。. .

 さて、昨日の練習会で、意識性と個別性についてミーティングしました。

 それらは上達にかんして、大きな意味を持っています。

 そこで、以下に意識性と個別性について文章を載せてみます。

 数々の日本チャンピオンとオリンピック選手を育てた陸上競技の鳥羽先生にインタヴューした内容からの抜粋です。

 鳥羽先生は農大二高という群馬県高崎市にある高校陸上部の監督をされています。そして、その陸上部は練習量が少ないにもかかわらず、常に全国のトップクラスにあるだけでなく、日本記録を塗り替える選手を輩出し続けています。


 どうかお読みください。

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 鳥羽先生に、具体的トレーニングで大切にしていることをたずねると、「意識性」と「個別性」という答えが返ってきた。
「まず、『トレーニングは何のためにするのか』を明確に意識します。どんなトレーニングにも、理由があります。それらを意識できればできるほど、ストレートな効果が生まれます。意識して、自ら取り組むこと。今やっているトレーニングは、この目的のためにやっているんだという理解が大事です。そのため、常に『意識性』ということに重点を置いています」
 意識性を高めるため、ミーティングを大事にしているところも、農大二高の特徴である。トレーニングの前後、必ず五分から十分程度のミーティングをおこない、選手たちで問題点を話し合うという。
 練習後のミーティングは「反省会」も兼ねている。うまくいったところだけでなく、どこがダメで、何が足りなかったかを話し合うのだ。


 個別性にかんしては、次のような言葉が聞かれた。
「選手は各自違います。体型や個性が違うだけでなく、細かいところにも違いがあり、特徴があります。ですから、たとえ同じ言葉を使っても、選手には異なって聞こえます。トレーニング刺激を、各自が異なって受け止めます。そんな選手たちの個別性を、わたしが理解することも必要ですし、選手自身が理解することも必要です。難しいことですけれど…」
 ここで先生は、100メートル走で日本記録を打ち立てた不破選手と宮田選手を比較して、興味深い挿話を話してくれた。
「たとえば、300メートルを10本という練習は、宮田にとっては意味を持ち、有効ですが、不破にとっては意味を持たないばかりか、逆効果になってしまうのです。同じトレーニングをやっても、個別性を考えると、意味合いが異なってきます」

 選手の個別性への理解を可能にするため、鳥羽監督は選手とのコミュニケーションを大切にしている。彼らの言葉や顔つき、動作からもヒントを得ようと努力している。

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 個別性を理解するためにも、選手のみなさんとふだんからさまざまなことを話し合いながら、トレーニングを進めていきたいと考えています。

 これからもF-style 選手コースをよろしくお願い致します。


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