この三種の神器をどのように振り分けて使用するかの一例を提案します。

 

仕事をIT化させて効率化を図るということは、そのものズバリいかに楽ができるかです。

基本的な概念としてアナログとデジタルの関係は以下です。

 

・iPhoneは電話、デジカメ。

・iPadはノート、各種資料。

・Applewatchは、時計、カレンダー。

 

いかがでしょう。これにPCが揃えば、一通りの仕事が出来そうです。

これらの連携の構図は以下です。

 

・iPhone    → iPad、Applewatch、PC(主に写真の取り込み)

・Applewatch → iPhone

・iPad      → 印刷、メール

・PC       → iPad(icloud経由)

 

全てのツールにiPhoneが関わっているのがわかります。

通信の軸となるiPhoneは中継点として大きな役割をします。

一方、ipadはアップルペンシルの登場によってノートの地位を確立させました。

デジタルがアナログに追いついた。ために我々は電子機器を仕事に取り込むことができると思います。

デジタルとアナログの大きな違いは直感的に操作、記録ができるかどうかだと思います。

これをiPhoneのSIRIとiPadのアップルペンシルによって可能になったと思うのです。

 

では、一つ一つの使い方と連携を確認します。

 

・iPhone

主な用途は電話とメール。さらにデジカメの役割も担います。

撮った写真はPCに落としPCで管理します。(USB、Wi-Fiなど)

現場で撮った写真をすぐにメールで相手先に送りたい場合、

標準搭載のMessageだと画像を送れない場合が多いため、

lineやFacebookのMessengerを使用するといいでしょう。

iPhoneからiPadに写真などを送る場合はicloudを通しても良いですが、

airdrop機能が便利です。

標準搭載のメモでスキャンや撮影をした場合は、直接iPadのメモに反映されます。

これらをiPadのノートアプリで加工すれば、簡単な報告書が完成します。

 

カレンダー機能のインプット、変更にも使用します。

この際、インプットはSIRIを使うと便利です。

SIRIは言葉の認識が発達してきたので、メールの長文もSIRIでいけます。

誤変換をテキストベースで修正しなければならないのはネックですが。。。

iPhoneでインプットしたカレンダーのスケジュールをApplewatchが教えてくれるという寸法です。

電話やメールの着信もスケジュールのお知らせもiPhoneからApplewatchに自動的にリンクされ振動で直に教えてもらうというわけです。

 

・iPad

とにかく、アップルペンシルの登場につきると思います。

筆記用具を使って直感的にノートを取る。ことが可能になりました。

それまではノートPCで相手に画面の背を向けてタイプするというスタイルでしたが、iPadにペンシルで書くというスタイルによって目上の人にも失礼に当たらない打合せスタイルが確立されたのです。

もちろん、紙ベースでの打合せも併用しますが、突然にメモを取る必要が出た場合にとても便利です。

しかもペーパーレスなのでかさばりませんし、何より物件ごとにノートを作成して打合せのたびにそのノートを探すという行為がなくなりました。

どんな現場でも必ず書き物の必要はでてきますが、iPad一つ片手に現地に向かえばとりあえず何とかなるのです。これは楽です。

ノートアプリに記録した手書き内容をPDFで保存することもできますし、そのままWi-Fiを通してプリントアウトすることもできます。もちろん、メールで送ることもできます。

デスクトップPCとのファイルのリンクはクラウドを通して行います。

icloudとDropboxは無料で5ギガ、グーグルクラウドは無料で15ギガです。

打合わせの際、カタログを探す場合も便利です。

打合せ内容によっては用意したカタログでは通用しない場合が多いですが、iPadからインターネットで各メーカーのオンラインカタログを開けばリアルタイムの最新のカタログが閲覧できます。

もちろん、関連したメーカーなどのサイトは予めブックマークしておくと良いでしょう。

必要なカタログが見つかれば、PDF化してノートアプリに取り込んでしまうこともできます。

PCで作成した各種資料などもクラウドを通してiPadに表示させることができるので、PCとのリンクはiPadにとって重要な役割です。管理した画像の保存場所やPCで作成する際の資料の保存場所はiPadでの反映を考慮して決めると良いでしょう。

 

・Applewatch

ウェアラブルの利点を生かして主に受動的な用途に使います。

電話やメールの着信を知らせてもらう。

iPhoneに登録したスケジュールを告知してもらう。

活動量計としてその日の身体活動を計測してもらう。

防災速報などの各種情報を告知してもらう。

他にも目覚ましアラーム、時間、天気の確認にも優れています。

ApplewatchのSIRIで電話をかけてコールしている間にiPhoneに切り替えるという動作も便利です。

ApplewatchのSIRIでもカレンダーのスケジュール予約はできますが、修正ができないため、これはiPhoneで行った方が良いでしょう。

 

上に挙げた例の細かな解説は、おいおいアップしていこうと思います。

 

以上

 

私は朝は現場周りをします。

現場はほぼ朝8:00に始まるのが常です。

なので、朝8:00を過ぎたころから一斉に携帯電話に電話が鳴りだします。

まるでテレフォンショッピングのスタート!みたいな感じです。

 

しかしながら、当然、私もどこかの現場に向かっている最中が多くなります。

運転中の携帯電話は結構なストレスですが、朝の段取り決めの電話は一日のうちでも最も重要な内容です。

いちいち車を停めて対応するのは大変です。かといって運転中の電話は違法ですしなにより危険です。

 

色々なオーディオ機器端子のついた今どきの乗用車であれば、比較的に簡単にハンズフリーが達成できるかもしれません。

ところが、私の常用は軽トラです。

今でこそFM放送が聞けるようになりましたが、オーディオ端子の類は一切なく、つなげるジャックはシガーソケットのみ。

ここは電波でしょう!ってことでFMトランスミッターを取り付けています。

 

 

このFMトランスミッターは送風口の網に引っ掛けることが可能で、電源はシガーソケットへ。

電源の頭部分には二つのUSBジャックがあるため、ここを使ってスマートフォンとアイパッドの充電ができます。

トランスミッターの周波数をFMの普段使わない周波数域に設定し、エンジンをかければ自動的に携帯とつながるようにBluetoothを設定します。

電話が鳴れば、本体のボタンを押して応答します。会話はマイクはボタンのある本体、相手の声は車のスピーカーから聞こえます。

これで朝の集中豪雨のような運転中の電話も楽になります。ハンズフリー様さまです。

 

他にもBluetoothを介したハンズフリー機器はたくさんあります。

例えば耳に取り付けるヘッドセットなど。

 

 

この辺は好みなのですが、ヘッドセットはちょっとオシャレに見えるので若い人に人気みたいですね。

 

ここで、運転中のハンズフリー機器の弱点が一つあります。

電話が鳴った時、誰からの電話か分からないことです。

 

この解決策として、以前は携帯電話を運転席の前のスペースに車載携帯ホルダーを取り付けて確認していました。

 

 

現在は、Apple watchでチラ見で確認できるため、携帯ホルダーはもっぱらナビ用として使用しています。

もちろん、充電しているとき、ポッドキャストを聴くときなども愛用します。

ちなみにFMトランスミッターを取り付けてあれば、スマートフォンからの着信や音楽は全て車のスピーカーから聞こえます。

 

残念ながら、軽トラのスピーカーはステレオではありませんが。。。。

 

以上。

 

 

 

 

Apple watchを使いこなす術などといった記事はたくさんありますので、

今回は、Apple watchはどこで使えるのか?どのような状況下で力を発揮するのか?

について考えてみたいと思います。

 

 

まず、Apple watchの特性を考えまてみます。

・時計である。

・防水である。

・ウェアラブルである。

 

大きくこの3点ですが、一つずつ見ていきます。

 

>時計である。

 

時計であるということは当然時間が分かります。

携帯電話が世に普及してから腕時計をしないという人が増えたのではないでしょうか?

かくいう私もそうでしたが、携帯電話がスマートフォンとなり時計の役割を奪ったわけです。

この逆の発想が腕時計のスマートウォッチ化。

腕時計チラ見で時間、日付、電話の着信、メールの有無などの情報が一目でわかります。

たいてい携帯電話はポケットあるいはバッグの中に入れてあるため、チラ見が億劫です。

Iphone 8 plusなどはそもそも大きいため取り出しや操作が大変です。(贅沢な話ですが)

このチラ見効果、意外と大きいです。仕事中の電話は誰からかかってきたか?が重要です。

かかってきた相手の名前を確認することにより、その電話の内容を予想し電話に出る前に頭の中で解答例がいくつか用意されます。

この脳内予想がポケットから電話を取り出してからするのか、スマートウォッチをチラ見してから電話を取り出すのかの数秒の差が心に余裕を与えます。

また、電話の着信に関して言えば、作業中や打合わせ中など着信音を切っておくべき時にもスマートウォッチの着信認識は優れています。

私は、携帯電話を仕事とプライベート両方で利用します。スマートウォッチで着信が分かるので仕事中は電話の着信音をOFFにします。

着信音はプライベートの時だけにできる(お客に聞かれる心配がない)ので、着信メロディをオリジナルにして好きな歌や曲に設定しています。

 

さらに、年齢層によって、人前で携帯電話を取り出して見るという行為は失礼に値する場合があります。

世代で分けると公衆電話世代とでもいいましょうか。私も片足突っ込んでますが、携帯電話が普及する前の世代です。

上司の前やお客様の前で、おもむろにポケットから携帯電話を取り出す行為は傍から見てもよく映りません。

このため、営業や打合せをする人は腕時計を買います。さらに相手に好印象を与えるため給料数カ月分相応の時計を買います。

ちょっとここに再考の余地があります。ただの腕時計に何十万もかけるならスマートウォッチ一つくらいセカンドウォッチとして持っておくのもありではないでしょうか。

この腕時計の高級化すなわち貴金属化は時計の生き残りの手段の一つだったかもしれません。

男性は機能美を求めます。ただの宝石類よりも機能性のある高級品を好む傾向にあります。

車しかり、ステレオしかりです。この進化の方向性に革命を起こすのがスマートウォッチです。

これまで、デジタル時計で相応の機能化を目指していましたが、限界がありました。

通信性の問題です。これは運動計測で進化してきたスポーツウォッチも同様です。

多くの機能やバイタルデータの計測など優れていますが、通信手段がないため閉じられたツールでしかありませんでした。

ここにスマートフォンとリンクさせることにより外界の扉が開かれたわけです。

この微妙に干渉しそうな棲み分けですが、意外と上手くいきました。

携帯するモノと見に付けているモノの違いははっきりと区分けされていました。

 

このようにスマートウォッチの登場は腕時計の進化によってスマートフォンから時計の地位を取り戻した歴史的な変換点なのかもしれません。

 

>防水である。

 

真っ先に思い浮かぶのは海やプールでの水泳時ではないでしょうか。

特にApplewatchの防水性能は50mに及ぶそうです。スキューバダイビングもOKな性能です。

ただし、このような使い方は限られます。趣味で海のスポーツを嗜む人やジムで水泳が好きという人には最適ですが、一般の人はなかなかそのような機会はありません。

もっと身近に防水性の有用性を考えてみますと、挙げられるのがお風呂でしょう。

 

近年、防水のスマートフォンも増えてきましたが、お風呂は基本、裸で入ります。

いくら防水でも携帯電話を手にもってお風呂に入るのは大変です。

こんな時、ウェアラブルのスマートウォッチが力を発揮するでしょう。

ただし、バスタブで長時間過ごして本などを読むようならタブレットには勝てません。

 

また、防水は当然、外の環境で力を発揮します。突然の雨、掃除、川に落ちた?などなど。

ここは従来の時計と変わるところはないでしょう。

 

>ウェアラブルである。

 

この価値は大きいです。多くのウェアラブル機器が開発されてきましたが、未だに腕時計に勝るものはありません。

さらにリストに付けるというのが絶妙のポイントで、脈拍、心拍、血流、体温なども計測可能です。

ただ、こららのセンサーは今のところ網羅できていません。将来に期待です。

現在でもスポーツ時の各種計測、バイタルデータの計測はできていますので閉じた環境なら問題ないでしょう。

Wi-Fi環境のあるスポーツジムの場合は、ロッカーに携帯電話を置いていてもApple watchなら機能します。

 

Apple watchに話を戻すと、外部通信とウェアラブルの関係は、作業中、運転中に力を発揮します。

フリーハンズが必要な時に最大の効果を発揮するわけです。特に振動で着信やメールを知らせてくれることは

自転車やバイクの運転中の認識に優れています。携帯電話にもバイブ機能はありますが、ポケットやバッグの中では

効果は半減します。ところがスマートウォッチの場合、肌に直に振動が伝わるウェアラブルなので確実です。

 

SIRIの使用が恥ずかしくない。というのもポイントでしょう。

Apple watchの場合、デジタルクラウンボタンを長押しすればSIRIが起動します。

この動作、とても楽です。手元で操作するのは割と少ないアクションでできます。

さらに、我々日本人にはSIRIの呼び出しに「ヘイ、シリ!」とか言いづらいですよね。

上手く起動しない場合は何度も独り言を大声で叫ぶ羽目になります。

SIRIを呼び出した後の会話も腕時計を口元に近づけてすれば小声ですみます。

 

この動作に近いのがSUICAの起動です。

SUICAの場合はサイドボタンをダブルクリックするだけです。

このアクションもそんなに抵抗はありません。

iPhoneを取り出して指紋認証なんか要求された日には財布から小銭出した方が楽なくらいです。

もちろん、JR東日本系のレジ、自販などはダブルクリックもいりません。

 

最後にApple watchが最大の効力を発揮する場所をお伝えしましょう。

 

今流行りの”立ち飲み屋”です。

 

本来、立ち飲み屋は携帯電話使用禁止です。

 

電話するのは当然ご法度として、厳しい所ではスマホでのメールもOUTです。

でもApple watchは腕時計です。問題ないでしょう。

 

以上