使ったベースはこれ。
coolz ZJB-1
Coolz(クールジー)は島村楽器のオリジナルブランドで、作ってるのはフジゲンさん。フェンダー好きとしては、ヘッドの形があんまり好みではないのですが、以前使っていて、音は案外良かったこともあって、これにしました。
ほんとに音的には値段の割に結構いいですし、作りや木も悪くないです。さすがフジゲン。しかも大手楽器メーカーではなく、あくまで島村楽器モデルということもあり、中古市場は状態のいいものがすこぶる安い。
今回はヤフオクで、2万円ほどで落札しました。
届いたベースを見ると、ネック反りなし、ボディは傷なし、フレットは8分くらい、と状態は良くてラッキーでした。(出品者さんありがとう)
そんな綺麗なベースをまずはバラバラに。
(写真撮り忘れた)作りはしっかりしている模様。
まずは塗装はがし、削りから。
思ったより塗装がベッタベタではなくて、表面のポリラッカーは、#240と、#400のやすりでほぼ綺麗になりました。
で、そこからビンテージ風の塗装剥げ加工。色んなブログや画像を参考にして、どうやったら良いかを調べながら、探り探りの作業。で、結局使ったのはこちら。
楽天市場で缶コーヒーと同価格。(ホームセンターだと250円くらいでした)
ガリガリと様子を見ながら少しずつ削り、、
何しろ初めてやってみることなので、塗装やボディをどの程度削るとどう音が変わるかとかも全くの未知。打痕みたいなやつは、先が尖ったハンマーとか、ペンチの先とか、道端に落ちていたゴリゴリした石(笑)とかを使ってこのようになりました。
ネットで色々検索した結果、これ以上やるとただのやりすぎになるかもしれんと思い、ボディを削る作業はここまでにしました。
ちなみにここまでやるのにおよそ1時間ほどでした。
で、この後はつや消し状態になったボディがあまりにもしょぼくれていたので、オイルフィニッシュ。使ったのはこちら。
若干艶やかな雰囲気になりました。
(ピックガードをスプレーで黒に塗りましたが、これは失敗でした。笑)
ともあれ、とりあえずボディはこれでほぼ完成。
そんで、今回困ったのがネック、というかヘッドでした。Coolzのロゴが残っているのが何だか嫌だったので、ボディと同じように削ったのですが、、、
WATOCO OIL ‼︎‼︎ (980円)
これを若干薄めて、前に買ったオイルと混ぜて、せっせと塗ってみました。するとこんな感じに。
で、ここからの組み立てはプロにお任せしました。細かいハンダは得意ではありません。笑
お世話になってるお店で、ピックアップの取り付けと、もろもろの調整でしたが1,500円でやってくれました。(ありがたや〜)
で、初のレリック加工。
出来上がったのがこちら。
買った時に比べると、見た目は良くなりました!(たぶん!笑)
自分でゴリゴリ、ガリガリした分、愛着はもてそうな気がします。(ピックガードは黒に塗って失敗したので、オークションでいいの見つけて買いました。)
で、肝心の音ですが、
実際に試奏してみて、純正より良くなった!という印象です。Coolzの元々の音自体に不満があるわけでもないので、中身をいじくるのは悩むところでした。でも、どうせならということで、冒険だったのですが、Dimarzioのピックアップをつんでみました。
DIMARZIO DP123
低音から高音域まで案外ムラのないバランス感、やや中音域がしまった感じがしてちょうどいい感じでした。ハイパワーのピックアップ。とあったので、無駄にパワーが出るかと思いきや、こちらも丁度いい塩梅。(アンプ、シールド、本体もろもろとの相性はあると思いますが)凡用ピックアップと言われてるにも関わらず、価格も考慮すると僕としては有りでした。
で、今回かかった費用がこちら。
ベース本体 21,000円
ピックアップ 12,000円
ヤスリ、オイルetc 約3,000円
PU取付、調整 1,500円
合計約37,500円
本体の中古相場が3万から4万くらいなので、本体を安く仕入れられたのはラッキーでした。
音も見た目も好きになれそうなので、家弾きだけじゃなくて、ライブでも使ってあげれたらなと思います!
長々とありがとうございました^_^