蘇民将来と巨旦将来
(そみんしょうらいとこたんしようらい)
兄の蘇民将来は貧者で、
弟の巨旦将来は冨者であった。
故あってそこを通りかかった牛頭天王(スサノオ)の神は、冨者の巨旦将来に、一日の宿を申し出たがあえなく断られた。
兄の蘇民将来は貧者であったが
故あってそこを通りかかった牛頭天王(スサノオ)の神は、冨者の巨旦将来に、一日の宿を申し出たがあえなく断られた。
兄の蘇民将来は貧者であったが
快く宿を『納屋で良ければ』ともてなした。
牛頭天王は、龍宮に龍王の姫を妻に迎えるために途中滞在したのである。
牛頭天王は、蘇民将来の心根に感謝して約束する。
『龍宮の姫を娶った帰りに必ず寄る。
間も無くここには疫病が通るので、心がけの悪い者達は皆死ぬ。
お前の所には子供は居るか?』
午頭天王は蘇民将来に尋ねた。
蘇民将来はそれに答えて
『私共には娘が一人居ります』
すると、茅の輪を差しだし
『これを腰に巻いて置けば助かる』と言って渡したと言う。
その後、疫病が流行り、
牛頭天王は、龍宮に龍王の姫を妻に迎えるために途中滞在したのである。
牛頭天王は、蘇民将来の心根に感謝して約束する。
『龍宮の姫を娶った帰りに必ず寄る。
間も無くここには疫病が通るので、心がけの悪い者達は皆死ぬ。
お前の所には子供は居るか?』
午頭天王は蘇民将来に尋ねた。
蘇民将来はそれに答えて
『私共には娘が一人居ります』
すると、茅の輪を差しだし
『これを腰に巻いて置けば助かる』と言って渡したと言う。
その後、疫病が流行り、
茅の輪をつけた蘇民将来一家は助かった。
大陸を伝わり、京都祇園八坂神社神社まで、その伝承は受け継がれたので、疫神でもあり、命を与える強い神でもある。
スサノオ(午頭天王)の伝承にあやかり、
大陸を伝わり、京都祇園八坂神社神社まで、その伝承は受け継がれたので、疫神でもあり、命を与える強い神でもある。
スサノオ(午頭天王)の伝承にあやかり、
伝承は知らずとも、今でも、京都や伊勢また旧家津々浦々の門前には、蘇民将来の茅の輪が掲げられている。
実際に防腐除菌効果が如実な丹(に)を門構えに塗る事、
また、モーゼの十戒に出て来る『羊の血を門に塗る』と言う伝承と相克している。
エジプト時代のファラオのミイラが朽ちないように、何度も生地を巻き、丹を塗った故事、
空海が即身成仏の折に丹水を竹筒で飲みながミイラと成ったことも、故事に明らかである。
古来より、薬とは丹であり、萬金丹や反魂丹や仁丹も皆、薬は丹である。
また丹とは、天然の水銀と硫黄と赤土を混ぜたものと言う。
我が国日本では、古来から現在でも、鉄分を多く含む鉱泉が湧き出して居る。
少しづつ飲料水に混ぜて服用する事で、滅菌抗菌効果が得られると伝えられている。
歴史は繰り返し、先祖は苦労と経験の中で現在まで存続を得た。
疫病とバッタ、天変地異は繰り返し訪れる。
行き詰まった時は原点に帰ることである。
常に人生は深き実践なのだから。参考まで。
合掌
大切な話だと思ったので、そのままシェアさせて頂きました。
護符づくりを教えて頂き、
実際に作り、蘇民将来の事をきちんと話せる様になりなさいと言われていたけど…
先生の様には、スラスラとお話出来ない

ただ、今決めている事は、やろう。
うだうだやっているのは、
時間の無駄のような気もするので、
日々積み重ねていくだけ。
今、出来ることを粛々とやろうと思う。