こんにちは、松田佳子です
まだまだ寒い日が続いていますが、皆さん、風邪など引いていませんか?
私が、年末年始、実家に帰省した際、初詣での他に もう1つ、毎年恒例としている行事があります
それは…
大学時代の友人と、院展を観に行くこと
(院展 = 日本美術院主催、日本人画家作品の展覧会)
毎年毎年、様々な風景画や人物画、静物画、抽象画などなどが展示されており、
その 一つ一つの作品を、ゆっくり、じっくり観ていると、感性が磨かれていくような気がします
同じ作品を観ていても、
間近で見ていた時には、ぼやけて見えなかった物が、少し距離を置いて見てみると、輪郭がクッキリと浮かび上がって見えてきたり…
逆に、すごく大胆に見える絵が、近付いてみると、物凄く繊細な線や点で描かれていたり…
視点を変えて見てみることで、こんなにも見え方が違うのか…と、感心させられます
また、友人と同じ作品を観ていても、その絵から受け取る情感や、見ている視点、好みが、それぞれ 全く違っていたり…
『人間の感性というのは、本当に様々なのだな~』ということを、改めて感じさせられます
きっと、芝居も一緒で、演じ手や、観客によって、感じ方も様々!!
頭でっかちになりがちな私ですが、
台本を読む時に、ちょっと視点を変えてみたり、
演じる時に、角度を変えて考えてみたりすることで、
今まで 見えなかったことに、気付けるのではないか…と。
そんなことを思いながら、会場を後にしました
今年は、心も体も、そして 頭も柔軟にして、いろんな事に取り組んでいきたいと思います
ちなみに…
こちらの院展、
着物を着て行くと、入場料が無料になるとか…
せっかく、着付けができるようになったから、来年は、着物を着て行こうかな