8月28日に友人が出演している舞台を観にいきました。その舞台が本当に素晴らしかったので、ちょっとブログに書いてみようと思います。
その舞台は演出も本も役者さんも、全て素晴らしかったのですが、私が特に素晴らしいと思ったのは、主演の女優さんの演技、というか凄まじいパワーでした。そのパワーに私は始終圧倒されっぱなしでした。
その女優さんが演じられた主人公の女の子は、運の悪い冴えないOLという設定だったので、特別着飾ることもしていません。
特にラストはひたすら走りまくる芝居だったので、髪はボサボサ、汗はダラダラ、服はぐちゃぐちゃで、勿論そういう演出なのでしょうが、お世辞にも綺麗とは言えない状態でした。
多分そのままの状態で外へ出掛けたら、見向きされないどころか、悪い意味で二度見をされるかもしれません。
でも私にはその女優さんが本当に美しく感じられました。
なりふり構わず、ひたすら目標に向かって立ちむかう彼女の全身からは、ものすごいパワーが発せられていて、原始的な美しさというか、人間がもつ本来の美しさとはこういうものなのかなと感じました。
そして私もこんなパワーを発せられる役者になりたい、いやなります!(社長から「~たい」「~思う」は駄目だというお言葉を頂いたので、断言します。)
またその舞台では、私の役に近い役もあったりして勉強になったし、自分にとって非常によい刺激になりました。
「巌流島でまってるね」も本番まであと1ヶ月を切りました。
ふんどし締め直して頑張っていきますので、皆さんよろしくお願いします(`・ω・´)
写真は遊女役…ではありません。高坂ちかのすけ君です。
