只今、7月公演「マスク」の稽古、真っ最中…。
稽古始まってまだ初段回なのに…僕は一日毎に落ちまくってます…。
殆ど、一人の作家、一人の演出家の元でしかやったことのない僕にとって初体験だらけで、毎日戸惑っています。
もう…正直、何からどうやっていっていいか全く分からない状態で、目の前真っ暗闇…。
ただ…一つ思うのは…「答えは本(上演台本)の中にある」とゆうこと。まだ読みが浅いんだ、と思い繰り返し読んでいる。
いつ役を降ろされるのか、いつクビになるのか…とゆう不安が背筋を駆け登る…。
しかし、誓約書を書いたから、クビはないだろう…等と芝居以外のことが頭を駆け巡る…。
でももう一方で違う見方をしてる自分がいる。
今、人生の中のこの一瞬にこうして在る自分、それが苦しい状況だろうが、目の前真っ暗闇の状況だろうが、自分に必要だからこの状況に置かれてるんだ、俺にはそれを乗り越えるだけの精神力があるからこの状況に置かれてるんだ、と思ってる自分がいる。
じゃぁ、乗り越えてやろうじゃないの!ってゆう気になる。
いちいちへこんでるくせに、なんか変にポジティブな自分がいるんだよなぁ…。皆に良く思われたい、いい芝居してるって思われたい、下手くそな演技って思われたくない、口ではもっともらしいことを言いながら、全然ダメじゃんって思われたくない…とか、そうゆう諸々の頭に在るもの全部が邪魔してるんだ。そんなものクソくらえ!
大根役者だろうがなんだろうが俺は俺だ!
俺は芝居がしたいんだ!
俺は芝居が好きなんだ!
とゆう原点に戻る…。
良い悪いじゃないんだよなぁ、やるかやらないかなんだよなぁ大事なのは…。
結果は結果。後から付いてくるもの。
あぁ…そろそろ酔いが回ってきた…。
今回はここらへんで。 人生に無駄はない。
「無駄に生きるな、熱く死ね!」ってゆうアル・パチーノの言葉が聞こえてくる…。
