フリージア版よのなか科第17回のご案内です。
期日12月15日(金)第2校時9時55分~10時45分
「いかに生きるべきか、死すべきか」第3回
予定では、自分のお葬式のデザインをしようと
いうものでした。
でも、ここのところ、重いテーマが多くて、
自分でも息が詰まりそうになっていました。
それに、このところの、「いじめ」問題。
だからこそ、あえて、急遽明るい話題にしました。
第3回のテーマは「命」です。
急遽ご無理をお願いしたゲストテーチャーが
ついさっき決まりました。
まだ、ワークシートも出来上がっていませんが、
そこは、火事場のフリージア・・・。

もしよろしければ、ご参加ください。

本日の第15回の授業のご報告です。
今日は、どんなことになるのやらと、
戦々恐々しておりました。
それは、明日から2学期の中間テストがあるということ。
そして、通常は金曜日に授業があるのに、総合の取り崩しで
突然の授業。
それに、今日は通常の時間割に他の選択もあるのです。
3年生は5時間の授業のうち2時間が選択の時間になるという
ことになったのです。

予定を変えました。
新しいシリーズには入りました。
「いかに生きるべきか、死すべきか」
ーこれからの人生を考えるー
(その1)として、ライフデザインから結婚・離婚を考える

本当は、いきなりエンディングノートに記入させてと
思っていたのですが、なんせ、先週の衝撃的な授業から
生徒も、私自身もまだ立ち直っていないという状況で
「死」を意識したくないと考えました。
そこで、明るい(?)結婚を取り上げました。

1.自分のライフデザインを考えてみようということで、
おおまかな、これからの自分の人生をデザインさせました。
それなりに、自分のライフデザインを考えたようです。

2.これからの人生を漢字一文字で表したら?
「成」「努」「笑」「楽」「幸」「乱」「安」「夢」「多」
「苦」「迷」「明」「凡」「謎」「転」など。
一番多かったのは「笑」でした。明るく生きたいという思いが
伝わってきます。

3.これからの人生を色でたとえると?
黄色、白、虹色、オレンジ、ピンク、ばら色、赤色、水色といった明るい色が多かったです。その中で多かったのは、白と黄色とピンクでした。

4、結婚についてということで、
結婚したいかどうか。 ほとんどがyes
理由は好きな人と一緒にいたい・・・・そうだよなぁ。うん。
結婚したい年齢というのは、結構ひらきがありました。
女子では20から24歳
男子では就職してからというのと、25歳から30歳くらい。
そして、結婚のメリットとして、子どもの存在をあげた生徒が多かったです。中には、家事をしないで済むといった男子生徒もいましたが・・・。
結婚相手に望むことはということで、やはり、男女共に相手の人柄が一番多かったです。中には、絶対相手の収入・経済力とこたえたつわものもいました。

5離婚する意味を考えました。
 意見が合わない。性格が合わない。互いを愛せなくなってしまったら終わり。浮気。家族・親族と仲が悪い。暴力を振るう。相手に飽きる。収入不足。などなど、なかなか的を得ていたりして・・・・。

ちょっとざわついたけれど、なかなか楽しそうに作業を
やったり、発表は出来ない生徒が多いけれど、
まあまあこんなものかな?という授業でした。
とこちら側は思っていたのですが、生徒たちはさにあらず
楽しんだ授業だったようです。
○面白い授業だったけれど、これからが楽しみだぁ。
○成功している自分がいて欲しい。
○将来は、結婚して子どもが欲しい!
○あまり高校入学以降の人生については考えたことがなかったので、よかった。
○まだ未来はこれからだと思う。
○なにごともなく自由に暮らせたらいいと思う。
○結婚ってどーなんかなぁ?たのしいね。すてき。
○なんか授業なのに楽しかった。

まあ、こんなほのぼのとした授業もあってもいいのかな?
今日はちょっと様子をご覧にいらした取材の方が
お一人だけのご参加でしたが、生徒たちは、しっかりと自立して授業を受けていました。

ふと感じたことです。いままで、結構重い授業を一緒に
してきたことで、生徒との間に、信頼というものが生まれたような気がしています。言い方を変えると、戦友とでも言うのですしょうか。ふとそんなことを感じた授業でした。
今までの授業とは違った、やんちゃを言ったり、したりしていても今までとは違っている、そんなことをふと感じた授業でした。ただ「よのなか」のことを、教えたり、いろいろな力をつける事も大切だけれど、気持ちの部分での大人になるという心構えも学ぶのも「フリージア版」の醍醐味かも?

ちょっとだけ、生徒も私も脱皮をしたようです・・・・。

本日の第15回の授業のご報告です。
今日は、どんなことになるのやらと、
戦々恐々しておりました。
それは、明日から2学期の中間テストがあるということ。
そして、通常は金曜日に授業があるのに、総合の取り崩しで
突然の授業。
それに、今日は通常の時間割に他の選択もあるのです。
3年生は5時間の授業のうち2時間が選択の時間になるという
ことになったのです。

予定を変えました。
新しいシリーズには入りました。
「いかに生きるべきか、死すべきか」
ーこれからの人生を考えるー
(その1)として、ライフデザインから結婚・離婚を考える

本当は、いきなりエンディングノートに記入させてと
思っていたのですが、なんせ、先週の衝撃的な授業から
生徒も、私自身もまだ立ち直っていないという状況で
「死」を意識したくないと考えました。
そこで、明るい(?)結婚を取り上げました。

1.自分のライフデザインを考えてみようということで、
おおまかな、これからの自分の人生をデザインさせました。
それなりに、自分のライフデザインを考えたようです。

2.これからの人生を漢字一文字で表したら?
「成」「努」「笑」「楽」「幸」「乱」「安」「夢」「多」
「苦」「迷」「明」「凡」「謎」「転」など。
一番多かったのは「笑」でした。明るく生きたいという思いが
伝わってきます。

3.これからの人生を色でたとえると?
黄色、白、虹色、オレンジ、ピンク、ばら色、赤色、水色といった明るい色が多かったです。その中で多かったのは、白と黄色とピンクでした。

4、結婚についてということで、
結婚したいかどうか。 ほとんどがyes
理由は好きな人と一緒にいたい・・・・そうだよなぁ。うん。
結婚したい年齢というのは、結構ひらきがありました。
女子では20から24歳
男子では就職してからというのと、25歳から30歳くらい。
そして、結婚のメリットとして、子どもの存在をあげた生徒が多かったです。中には、家事をしないで済むといった男子生徒もいましたが・・・。
結婚相手に望むことはということで、やはり、男女共に相手の人柄が一番多かったです。中には、絶対相手の収入・経済力とこたえたつわものもいました。

5離婚する意味を考えました。
 意見が合わない。性格が合わない。互いを愛せなくなってしまったら終わり。浮気。家族・親族と仲が悪い。暴力を振るう。相手に飽きる。収入不足。などなど、なかなか的を得ていたりして・・・・。

ちょっとざわついたけれど、なかなか楽しそうに作業を
やったり、発表は出来ない生徒が多いけれど、
まあまあこんなものかな?という授業でした。
とこちら側は思っていたのですが、生徒たちはさにあらず
楽しんだ授業だったようです。
○面白い授業だったけれど、これからが楽しみだぁ。
○成功している自分がいて欲しい。
○将来は、結婚して子どもが欲しい!
○あまり高校入学以降の人生については考えたことがなかったので、よかった。
○まだ未来はこれからだと思う。
○なにごともなく自由に暮らせたらいいと思う。
○結婚ってどーなんかなぁ?たのしいね。すてき。
○なんか授業なのに楽しかった。

まあ、こんなほのぼのとした授業もあってもいいのかな?
今日はちょっと様子をご覧にいらした取材の方が
お一人だけのご参加でしたが、生徒たちは、しっかりと自立して授業を受けていました。

ふと感じたことです。いままで、結構重い授業を一緒に
してきたことで、生徒との間に、信頼というものが生まれたような気がしています。言い方を変えると、戦友とでも言うのですしょうか。ふとそんなことを感じた授業でした。
今までの授業とは違った、やんちゃを言ったり、したりしていても今までとは違っている、そんなことをふと感じた授業でした。ただ「よのなか」のことを、教えたり、いろいろな力をつける事も大切だけれど、気持ちの部分での大人になるという心構えも学ぶのも「フリージア版」の醍醐味かも?

ちょっとだけ、生徒も私も脱皮をしたようです・・・・。

第14回「中学生はもう大人? まだ子ども?」の特別編
として、犯罪被害者から考えると題して授業を行いました。

一連の少年事件(少年審判)ゲストは弁護士さん、同じ事件を成人が行ったらと
いうことでの成人事件ゲストは地方裁判所の裁判官という
流れです。
先週、裁判官が被告人と被害者の間で気持ちの綱引きを
しているとおっしゃいました。その間で迷うのが仕事とさえ
おっしゃいました。それを受けて、今までの、授業では
被告人の立場での授業だったと思います。
しかし、裁判官が悩むように、被告人と被害者という両端に
いるものを両方考えることで、この裁判官の気持ち、
立場もよりいっそう理解できるのではないかと思いました。
そして、判決がでれば、被告人の裁判は終わります。
裁判が終わっても被害者の気持ちはいえることはありません。
そのあたりを、お話いただこうと、ゲストを
お招きしました。

本日の授業は入りが悪く、どうなることかと思いました。
最初、今までの一連の流れで、少年事件では、どのような
審判だったのか、成人事件ではどのような判決だったのかを
振り返りました。少年事件では少年院送致、成人事件では懲役10年でした。それをうけて、被害者となったのがおばあさん
だったので、もし、自分がその被害者の孫だったらということで、犯人に対してどのような気持ちなのか、判決に対してどのように思うのかを記入してもらいました。
ここでも、なんだかざわめいていた、嫌なムード。
○犯人については にくい、怒りなどが多かったです
○判決には    短すぎる、死刑、20年以上とか
         ここで、賠償金は払わないのかという質問
         が出ました。(なかなか鋭い質問でした)
そして、いよいよ、じゃあ、実際に犯罪に巻き込まれ
殺害されて遺体を山中に埋められたという被害者の奥さんが
きてくださいました。
生徒たちは、どこにいらっしゃるのだろうかと、
教室を見渡します。そして、ゲストの登場です。

簡単に事件のあらましをお話いただき、そのあと、私が
質問をさせていただきました。
Q:行方不明になられたときの心境
Q:亡くなられているという連絡が入ったときの心境
Q:ご遺体と対面されたときの心境
Q:犯人に対しての気持ち
Q:判決が下った時の心境(主犯格が懲役17年)
Q:教室の生徒と同じ歳のお子さんがいらっしゃるけれど
  どんなようすでしたか?

なとど、お尋ねして、言葉一言一言が、とても重みがあって、事件後2年後なのですが、生々しくお話くださいました。
私自身も途中から涙ぐんで質問をさせていただきました。
生徒の中には、静かだけれど緊張感が生まれ、中には涙ぐんでいる生徒もいました。

その中で、特に印象に残ったお言葉です。
「犯人がにくいから、殺したいとも思いました。
でも、私が殺してしまうと、相手のご家族も、私のように
辛い思いをなさるのだからと思いとどまっています。」
そして、中3のお子さんが、大事なお父さんを亡くして
大事なものは一つ失って、残り一つの、お母さんの命を
大切に思っています。だから、出かけるとき、ほんの近所でも、必ず帰ってきてねというそうです。

この授業の終わりには、女子生徒が涙をぼろぼろ流して
いました。

最初はどうなることかと、心配したものの、やはり、「本物」を知るということはとても大切なことです。
次第に、教室の空気が一変しました。

そして、生徒たちの感想です。
○犯人に対しての許せない気持ちは言葉では表せれないという  ことと思う。犯人たちはまだ未来があるのに、被害者には  未来がないというのは、不公平だと思う。
○辛い話ですね。さぞかし悲しかったでしょう。もう聞きたく  ないですね。殺人やら犯人やら事件やら。授業を聴くのも  辛かった。
○悲しい授業だった。この世から殺人がなくなればいいと思っ  た。
○初めて被害者の家族のお話を聞いて、こんな話は一生聞けな  いことだから、学校の授業では勉強できないことを知るこ  とが出来た。もし、事件の被害者の孫だったら、にくいと  書いたけれど、こんなにくいというものではないと思っ   た。
○犯人が17年ですぐに出てくるというのでむかついた。
○言える言葉がない。
○このような話を聞けてとてもかんがえさせられました。命の  大切さや、どれだけ悲しかったかなどが分かりました。
○犯人が許せないと思います。
などなど、いつもは、感想も書かない生徒も、今日の授業には、ゲストの方に「がんばってください」というメッセージを
書いていました。

とても重い授業でした。悲しい授業でした。
でも、命の尊さ、愛するものを突然失った悲しみ、怒り、
行き場の無い気持ち。それらが、全部出ていた授業でした。


私自身がとても、勉強になったし、切なくて、辛い授業でした。生徒たちも重いけれど、ずっしりきた授業だったと思います。派手さは無いけれど、これが私のよのなか科です。

5月、私のよのなか科のスタートの授業が
TBSの取材を受けていました。
夏ごろに放映といわれていたのですが、
今日、放映が決まりましたと連絡が入りました。
ただし、杉並区立和田中学校藤原校長のドキュメントの
中の一部、ほんの数分だと思いますが、
一応放映されるそうです。
時間も遅いのですが、もし、よろしければ、
ご覧ください。
自分でも、どのような映像になっているのか
楽しみでもあり、怖くもあり・・と複雑な心境です。

以下、TBSの方からいただいたメールです。

###########################

藤原校長のドキュメンタリーの放送日が決まりました。

11月20日月曜日 22:56~「筑紫哲也NEWS23」内の、
24:00~24:25「マンデープラス」という
ドキュメンタリーコーナーになります。

ドキュメンタリーの中には、今となっては懐かしい、
フリージア先生の「よのなか科」第1回の様子を
扱う予定でおります。ぜひごらんになってください。


また、20日は、22:56~23:30までの間で
「よのなか科」の「自殺予防授業」についても
取り上げる予定です。

###########################

またよろしければ、ご感想などお聞かせください。

まだ、お目にかかったことのない方には
衝撃の映像だったらごめんなさい。

やっと時間を作って美容院へ。
なんとか1ヶ月か1ヵ月半ごとには美容院にいくように
しています。

私の勝手な教師像。
化粧っけもなく、髪もばさばさ
服装は、くら~い色のしゃれっけもないもの。
(体育でもないのジャージはないだろう・・・)
はやめたいと思っています。

児童生徒たちが日常一番よく接するのが、
保護者と教師。
その教師が生活にか仕事にかはわからないけれど疲れ果てて
よれよれじゃあ大人になる夢なんてもてやしない・・・。
と思うのです。
だから、せめて小奇麗にしたいと・・・。
素の素顔はどうにもならないにしても、
最低限の社会人のマナーだと思うのですが・・・。

どこの会社に、いい歳をしてすっぴんで、
ジャージで出勤する人がいるんだろう・・・って
思ってしまうのは私だけでしょうか?
確かに、小学校に勤務していたときは
ジャージが多かったけれど、でも、できるだけ
着替えてきちんとした服装で授業をしました。
そのとき、とてもおしゃれな先生が
いらして、50代半ばだったのですが、
凛として素敵でした。
せめて、そのようにありたいと思っています。

これは、服装や髪型、化粧に限らず、
身のこなし、作法(ひじつきで給食を食べないで欲しい)
マナーなどなど、児童生徒が見て、なるほどと
思わせて欲しいと思っています。
決して、子ども相手だからとあなどらないで欲しい。
私たちは、子どもに夢を与える職業のひとつなんだから・・。
その辺りを自覚したいものです。

まだまだ人間修行中の身としては、
開発途中でえらそうなことはいえないのですが、
そうでありたいと思っています。

次回から金曜日になります。
期日11月17日(金)9時55分から10時45分
法律シリーズは、前回で終了予定だったのですが、
偶然(とは思えない、必然です)出会った方に
おいでいただくことになって、急遽授業を入れることに
しました。
その方は、ちょうど2年前仕事上のトラブルで、
ご主人が拉致、殺害され、ご遺体は山中に遺棄されたという
ご遺族です。
前回の授業の裁判で被告人には刑が下されました。
でも、残された遺族・・・・という視点で
考えていきたいと思っています。
ものすごく、重いテーマです。
そのご遺族には授業を受けている中学3年生と同じ歳の
お子さんもいらっしゃるのです。
被告人の刑と、被害者の思い。前回裁判官が
気持ちの綱引きといわれたところかと
思います。
よろしければ、ご参加ください。
メール(メッセージ)をいただけたら、詳細をお知らせ
いたします。

なお、その次第15回は、またも時間割の妙で
11月20日(月)13時45分から14時35分になる予定です。

そして、本日のハイライト・・・。
じゃあ、本物の裁判官にこの事件が実際にあったとして、
判決を言い渡していただきましょう・・・。
と裁判官を紹介しました。
教室がざわつきました。
とても若い女性の裁判官だったのです。
今回は初めて参加してくださった方が多かったので、
他の男性の方だと思ったようでした。
そして、その場で、裁判官が裁判のときに着用している
法服を着ていただき、判決を読み上げていただきました。
「主文
被告を懲役10年に処す。」
そして、判決文が読み上げられました。
その時間、5分少々。
難しい言葉が次々とでてきました。
その判決文には、被害者の思い、被告人への思いが
たくさん詰まったものでした。
それぞれの立場を考慮に入れ、下された判決文。
そして、判決を読んでいただいた後、
私の方から何点か質問させていただきました。
懲役何年と決める際の基準は? 今までの判例から・・。
裁判官になって苦労するところ。被害者、被告人の思いを
自分の中で綱引きをしてしまうところ。
生徒からは、裁判官の年収、どうして裁判官になったのか、
いつもどんな仕事をしているのかなどという質問が
出てきました。

最初は緊張状態だった、裁判官でしたが、1時間の授業が
終わる頃には、ずいぶんと教室のムードにも慣れて、
リラックスされてきたのが良く分かりました。
そして、最後に、本物の法服を着たい生徒は着用させていただき終わりました。
そして、次の授業。
いつもとは違い授業に戸惑う生徒たち。
ただ、こちらは、通常は歴史の勉強を進めるクラスなので、
比較的学習意欲が高く、宿題としていたプリントの記入も
済んでいた生徒もおおく、もう直接プリントに沿って
進めていきました。宿題のプリントには、犯人だと
思える人は?
この事件に係わった人。
この事件で一番悪いと思える人。
検察官だったどういう点に追及するのか。
弁護士だったらどういうところを弁護するのか。
裁判官だったらどのような点を重視して判決を下すか。
このプリントをしっかりと記入できていたので、
非常にスムーズに授業を進めることが出来ました。
そして、ワークシートにもどり、
死刑、無期懲役、懲役○○年を選ばせ、
同じ質問を行いました。そして、またも裁判官を
紹介し、判決を・・・。
こちらも、裁判官の登場でどよめきました。
まさしく本物の登場です。
終わったあとも、法服を着せていただき、ご満悦の
生徒が何人かいました。

「よのなか科」の生徒たちは慣れているせいか、
特別に指示を出さなくても、てきぱきと記入できていたのですが、もう一つのクラスは始めての経験で
授業が精一杯で、感想を書いていない生徒がほとんどでした。
生徒たちの感想です。
☆本物に会えてよかった。
☆裁判官がかっこよかった。1つの事件について深くいろいろなことを考えられた。
☆難しい言葉がでてきた。裁判官簿人が格好良かった。
☆やっぱり、未成年と成人とでは刑が違うことが分かりました。
☆判決を決めるのに、いろいろなことを調べなければ
いけないことを知った。裁判官の仕事も大変だと思った。
裁判員制度について詳しく知れてよかった。
☆裁判官はこんなにすらすら話せるんだなぁと思った。
かっこよかった。その刑を下した理由をしっかり言うのは凄く
難しいと思う。裁判官を誇りにおもっているようで、かっこいいとおもった。本物の裁判官を見れてよかった。
などなど。

授業終了後、裁判官から、このような授業形式の出前授業は
初めてで驚いたけれど、とても新鮮だったし、凄いと思いましたと、お言葉を頂きました。そして、もっと生徒たちと
話したかったとおっしゃっていました。
最初は、とても固くて、冗談なんて言わなくて、
職業柄冷静沈着という印象を受けていたのですが、
授業が進むうちに、裁判官の頬が高潮していくのが
わかりました。そして、少しずつ、人間味がでてきて、
側で見ていてうれしくなりました。

今日の授業は、ひさびさに手ごたえを感じた授業でした。
今日の授業では、裁判官のお力、そして、私のよのなか科に
しては、数多くの参加者8人もの方が来てくださり、
生徒たちを刺激してくださったり、書き込んだことを引き上げてくださったりができました。
これが、本当に温かで、生徒も参加してくださっている方も
みんながよのなか科が好きなんだなあと感じられた授業でした。

参加してくださった方々、ありがとうございました。

本日、地方裁判所の裁判官に来ていただき、
よのなか科の授業をおこないました。
「中学生はもう大人、まだ子ども?」の第5回目
先週行った少年事件がもし成人の事件だったらという
ことでの、判決というところに焦点を当てた授業です。
時間割の妙で、通常のよのなか科(選択科目の1つです)に
続いて、他の選択科目が入り込んだので、
急遽、いつもやっている内容ではないのですが
せっかくの機会と、少しだけ変化をもたせた、よのなか科の
授業を行うことにしました。

ただ、今回の授業は事前指導がまったくなし。
生徒たちとの打ち合わせの時間もなく、ただ、一昨日、
今回取り扱う事件のストーリーと、
この事件を整理しようというプリントを作成し、
記入してきて欲しいと担任を通じて配布していました。

どんな授業になるかどきどきでした。
裁判官も出前授業は初めてということで、
学校に到着されたときは、ものすごく緊張されているのが
よくわかりました。
授業の大体のあらまし、流れを説明させていただき
いざ授業。

いつもなら、授業に遅れてくる生徒が何人か
いるのに、今日は授業のチャイム前には全員着席。
なんだかすごくなりそうっていう予感が・・・。
やおら、いつもどおりに授業開始。
ただ、宿題としてだしていた事件のあらましは
読んでいる生徒があまりいなかった(ということは、
宿題の事件を整理しようというプリントも
やっていない・・・)ので、その長めのストーリーを、
最初に生徒に読んでもらい、その後私が少々早口で
読み上げました。

そのうえで、バルガー事件と同じように、
一つ一つ検証していきました。
そして、その上で、もし、自分が陪審員だったらということで、有罪か無罪かということを聞きました。
ここでは、全員が有罪だろうという印象を書き込みました。
そして、有罪ならば、どのくらいの刑が相当かという
ことに、死刑・無期懲役・懲役○○年を選択してもらいました。そして、懲役○○年を選んだならば、何年が相当かということを考えました。
まず、死刑を選んだ生徒は一人。
いつもやんちゃな生徒です。彼が、その理由として
「おばあさんからかばんを奪うときぶっ殺すぞ・・・て言っているから、殺意はあったと思えるから・・・。」
と恥ずかしそうに、カーテンの陰に隠れながら言いました。
そのほかには無期懲役はいなくて、懲役刑でした。
そこで、懲役何年かをたずねました。
一番多かったのが、5年から10年くらい。
懲役○○年を考えたときの、決め手は何かという質問に、
「21歳から10年ってものすごく重いと思う。
それ以上はその人の人生を考えると、10年くらいが
適当だと思う。」
「このくらいの年数があったら、反省できるだろうから」
というような答えが返ってきました。
期日 11月9日(木)2校時
    9時55分から10時45分
「中学生は大人か子どもか」第5回
成人の刑事事件から考える。
前回行った少年事件が成人が起こしたとしたら、
どのような評決を下すのか・・・。
いままでの授業を活かし、考えます。
そして、最後には
本物の、地方裁判所の裁判官に来ていただき、
判決を言い渡していただく予定です。

この日、またも時間割の妙で、
3時間目が3年生の他の選択科目になっているので
引き続き、同じように授業を行う予定です。
ただ、こちらは、よのなか科の授業を全くやっていないので、
内容に変化をもたせます。
このクラスが選択科目のクラスとしては一番大変なので、
普段やっていないことを、このクラスでやることが
もう賭けだなあと思います。
ただ、何か彼らの中に残るものがあったらと思っています。

もしよろしければ、2時間続きでメンバー入れ替えの
授業にご参加ください。