東京で沖縄米軍基地に反対する集会があると、「沖縄平和運動センター議長」山城博治さんが良く参加した。山城博治さんは2016年に沖縄での米軍基地反対闘争の最中、公務執行妨害他の罪状で逮捕され、5ヶ月間拘留された後、懲役2年執行猶予3年の有罪判決を受けたが、米軍基地反対闘争はずっと続けている。

 集会では、山城博治さんは短い力強いメッセージを述べた後、何の前触れもなく、突然歌を歌いだす。

かたき土を破りて 民族のいかりにもゆる島 沖縄よ
我らと我らの祖先が 血と汗をもって 守りそだてた沖縄よ
我らは叫ぶ 沖縄よ 我らのものだ 沖縄は
沖縄を返せ 沖縄を返せ

「沖縄を返せ」(作詞:全司法福岡支部、作曲:荒木栄)

この歌は沖縄返還の長い戦いの中でずっと歌い続けられて来た歌だ。その後沖縄は返還された。しかし、米軍の基地はそのまま残り、返って来たという実感が沖縄の人達には全く沸かない。そのためなのか、この歌の歌詞の最後の部分を山城博治さんは歌い替える。そしてまたそれも歌い継がれている。

  ・・・沖縄を返せ 沖縄に返せ

(文:海千)

「宮古島ざわわ」(写真:南岳)