昨日の続編です。
日本はこのままでは、GDP世界第2位から陥落します。
このままではというより、そうなります。
私が驚いたのが、日本の主要メーカー7社の経常利益の合計が、
韓国のサムスン1社の営業利益の数分の一だったということ。
ちなみに世界の液晶テレビ市場のシェア1位は、サムスンです。
ものづくりの日本どころではありません。
メーカーに数人友人がいるのですが、会社の状況を聞いてみたらやはりぬるい。
失礼を承知で申し上げますが、そんなことでは勝てるわけがありません。
三菱商事の小島社長がおっしゃっておりましたが、中国・韓国の現地法人で働く
現地のスタッフのモチベーションと日本人のモチベーションはまったく違うと。
(このときは新入社員を例にあげられておりました)
日本人は与えられることを当然として考え、少し叱っただけでも会社を辞めたり、スネてしまったり
するそうです。
私の妻であるなおみは看護師をしているのですが、やはり新人を扱うのは、腫れものを扱う
ような感じだそうで、すぐに泣いたりするとのこと。
しっかりと教育をしたいのに、叱られ慣れていない分メンタルが弱いので、教育側もしっかりと教育ができず、
結果病院にとっても本人にとっても良い結果が生まれません。
歯がゆい。
しかし、やる気のない若者にやる気を出せと言っても、やる気がでるわけではありません。
やる気を出す理由もないですし、やる気を出さなくても生きていけますので、やる気が出ないのです。
昨日のブログに友人がコメントをくれました。
日本ももっと貧富の差が広がればいいのに。と。
逆転ができる社会での貧富の差というのは、私も賛成です。
どん底を見たときに、人は必死に考えようとするはずです。
日本人という民族とは、本当に優秀だと思います。
高いポテンシャルを持っているのに、この現状では本当に悔しいです。
人生はいつだって最高です。
須田健太郎