【 やる気がないのではなく、やる気がでない。② 】 | 若輩社長 ~13畳からのはじまり~

若輩社長 ~13畳からのはじまり~

株式会社フリープラス 代表取締役社長 須田 健太郎 の日記

昨日の続編です。




日本はこのままでは、GDP世界第2位から陥落します。


このままではというより、そうなります。




私が驚いたのが、日本の主要メーカー7社の経常利益の合計が、


韓国のサムスン1社の営業利益の数分の一だったということ。




ちなみに世界の液晶テレビ市場のシェア1位は、サムスンです。


ものづくりの日本どころではありません。




メーカーに数人友人がいるのですが、会社の状況を聞いてみたらやはりぬるい。


失礼を承知で申し上げますが、そんなことでは勝てるわけがありません。




三菱商事の小島社長がおっしゃっておりましたが、中国・韓国の現地法人で働く


現地のスタッフのモチベーションと日本人のモチベーションはまったく違うと。

(このときは新入社員を例にあげられておりました)



日本人は与えられることを当然として考え、少し叱っただけでも会社を辞めたり、スネてしまったり


するそうです。




私の妻であるなおみは看護師をしているのですが、やはり新人を扱うのは、腫れものを扱う


ような感じだそうで、すぐに泣いたりするとのこと。




しっかりと教育をしたいのに、叱られ慣れていない分メンタルが弱いので、教育側もしっかりと教育ができず、


結果病院にとっても本人にとっても良い結果が生まれません。






歯がゆい。






しかし、やる気のない若者にやる気を出せと言っても、やる気がでるわけではありません。


やる気を出す理由もないですし、やる気を出さなくても生きていけますので、やる気が出ないのです。





昨日のブログに友人がコメントをくれました。


日本ももっと貧富の差が広がればいいのに。と。





逆転ができる社会での貧富の差というのは、私も賛成です。


どん底を見たときに、人は必死に考えようとするはずです。






日本人という民族とは、本当に優秀だと思います。


高いポテンシャルを持っているのに、この現状では本当に悔しいです。












人生はいつだって最高です。


須田健太郎