Moratorium
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再会

海外MBAを卒業して帰国した友人と恵比寿で久し振りの再会を果たす。


リーマンショック以降の厳しいマーケット下、レベルこそ違えどお互い2年間一応勉強らしきものをしてそれなりに社会の見方が変わって、これからの人生をどう生きるか?どれだけエッジをきかせて生きていくか?というまさしく夢溢れる(?)ステージにいるが、現実はそれほど甘くない。


最悪のマーケットの中での再会だったので、愚痴めいた話もあったが、今回はそんな話よりも久し振りに会うお互いの変わりぶり、変わらなさぶりを確認しながら、語り明かした。


そんな中で、特に印象的だったのは、アメリカでも日本でも本当に立派な人というのは、決して奢り高ぶることなく謙虚な姿勢と他者を思う気持ちを持っている人間だということ。そんなできた人は周りにも数えるほどしかいないが、確かにそういう人間は自然と周りに人が集まり、本音で語らい人生を豊かにしているし、仕事面でも新しいビジネスを作り上げていく。言葉を選ばなければ、周りがコイツと絡めば何かあるかも?と思って寄ってきているのかもしれないし、WIN-WINと言ってしまえば安っぽいけど、詰まるところ社会ってそういうものなのだなと再認識。


3月に終えた夜間大学院では学びきれなかった命題かもしれないし、2年前に自分がそういうことを考えるなんて全く思っていなかったが、それはそれとして自分もそういう人間になりたいと強く思う夜だった。生き方探しと並行して自分を変えていきたい。

砂漠の中のオアシス

春学期中のGWがそうだったように、秋学期中の来週はまさにオアシス。

来週を励みに今週を乗り切ったと言っても過言ではない。

時間があればあんなこともこんなこともと思うが、切ないのは宿題が大量に出ているということ。

ただ、少なくとも自分で自分のスケジュールをある程度自由にコントロールできるのが大きい。


それにやっぱり仕事+大学院の生活はサステイナブルではなく、

体を酷使させているのは間違いないので自分の体をいたわることとしたい。

とりあえず熟睡して寝て起きたら何をするか考えよう。


オアシスにいる間くらいは水をたんまり飲まないと。


でも、週末どちらかは大学院行かないとまずいかな。



経営者

秋学期の授業の一つに、講師が知り合いの経営者をゲストスピーカーとして招待し、これまでの職歴や経営者としての実績を語ってもらうというものがある。この授業が非常に刺激的だ。この授業を受けられるだけでもICSに通う意味がある、と言うと言い過ぎかもしれないが、偉大な経営者達が50人足らずの社会人大学院生を前にして1時間半ざっくばらんに話をしてくれるというのはなかなか稀有で、学生にとっては貴重な経験だ。


もともと平日の中では火曜日が1番テンションが高いことが多いが、毎回話を聞いていて胸が高鳴ってくのが分かる。偉業を成し遂げた人の雰囲気に酔っているのか、経験に裏打ちされた重みのある言葉に圧倒されてるのかは分からない。しかし、経営をするということの難しさや苦しさを理解すると共に意義深さややりがい、達成感というものが計り知れないものであるということを感じ取ることができる。


今のところ2人の経営者にご登場いただいたが、1人はコンサル出身、もう1人はエンジニア出身とバックグラウンドも異なれば、キャラクターや強みも異なる。異なっているというよりは正反対と言っても過言ではないくらいに違う人種だった。


今日は後者のエンジニア出身の方だったが、人間味溢れるキャラクターの方で、倒産寸前の会社を再建した豪腕の持ち主には見えない。しかし、話を聞いていると、やはり常人にはできないようなことを達成してきた人だったし、その気持ちの強さ、実行力は並外れたもののように感じた。歴史ある大企業に単身乗り込んで、財務構造改革、リストラ、コア事業への集中等を短期間で次々に実現したとのことで、一般的な大企業のカルチャーを前提とすると、極めて困難な舵取りだったと推察される。


彼の話の中で、会社の存亡をかける意思決定をするのが経営者の仕事であり、そういう決断ができるように日々準備をしておくべき、というフレーズがとても印象的だった。ドラッカーが経営者の条件という著書に記した文章と全く同じものであった。また、エンジニアだろうが経営者だろうが、目の前にある課題に対してソリューションを見つけることで自分の付加価値をつける、という点ではやるべきことは変わらないというメッセージを聞き、ビジネスパーソンとして普遍的に必要なスキル、心構えを再認識することができた。こういう刺激を一つ一つ丁寧に消化していきたい。来週の講義もとても楽しみだ。





社会人リーグ

大学サッカー部のOBチームが東京2部リーグで無敗で優勝し、来期東京1部に昇格することとなった。

めでたい、、、というかかなりの偉業だ。設立何年かは分からないが、史上初の快挙、かつ社会人リーグと大学リーグの違いこそあるが、現役時代にも1部にいったことはなかったので、昇格祝いサッカー&飲みは参加したいところ。そして、去年まではちょこちょこ参加していたが、今年は大学院のため公式戦は全く参加できていなかったので、今年度一杯である程度大学院の授業にケリを付けて、来年度は論文とサッカーに週末の時間を割きたい。そのためにもまずは宿題。。。


秋の夜長

春からずっと夜長だが、一応秋の夜長ということで、宿題に悶々とする夜が続いている。

ICSで学びたいと思っていた科目の一つにポートフォリオ理論があるのだが、これが結構タフ。

修論でも使う予定なので、見切ることができないのが辛いところ。

ただ、宿題をこなしているなかで、平均分散アプローチに基づく簡単なポートフォリオの構築であれば、エクセルを用いて容易に作成可能であることを身をもって学ぶ。当り前のことだが。。。

自分で手を動かして実現可能というところまで到達すると妙な達成感があったりする。

学ぶことと使えることの間には大きなギャップがあるので、このギャップを埋めるためには宿題に悶絶する(秋の)夜長は意義がある。秋の夜長を満喫しようと思って買った本は全然読めないが。

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