解消された、妊娠してからの一つの闇。
前回の妊娠の時。
赤ちゃんの神経や内臓が作られる大事な妊娠初期の食事は、ものすごく気をつけていました。
少しでもいい体にしてあげたくて、小麦粉や砂糖は断絶。
和食基本で、出汁の素は使わない。
がんばってがんばって。
妊娠中期に入っても、食べ物には気をつけて。
体にいいものを食べて。
なのに、赤ちゃんは死んでしまった。
母親学級では、チョコレートやコーヒー、お菓子など食べている人たくさんいたのに、その人たちは、ちゃんと産んでいる。
私は、全部排除したのに、死んでしまった。
今回、妊娠した時、妊娠初期だからと頑張る必要があるのだろうかと、すごく悩みました。
私も、カフェインとって、お菓子を食べて、赤ちゃんに悪いと思ってやめていたことをしたら、今、お腹の中にいる赤ちゃんは無事に産まれてくるんじゃないか。
本気で思いました。
みんなそうなのだから、私もそうしたら産まれるんじゃないか。
だから、私は、妊娠がわかってから、ダメだとわかっていても、体に悪い物を食べました。
前回だったら、絶対に食べなかった物ばかり。
すると、心が苦しいんです。
本当に、これでいいんだろうかって、苛まれるんです。
赤ちゃんの体の基礎がつくられているこの時期に、悪いとわかっている物を食べることは、赤ちゃんに影響があるんじゃないだろうか。
でも、悪い物をとることによって、皆と同じに産まれるんじゃないだろうか。
少しでも、赤ちゃんが生きる道を探したかったんです。
少しでも、赤ちゃんが死なない方法をとりたかったんです。
だけど、やっぱり、悪いと思う物をとるのはつらい。
悩んで悩んで、何が正しくて何が悪いのかがわからなくて。
苦しくて。
悩んだ末、心の苦しさを取り除くために、前回と同じく、食べ物に気をつけることを選びました。
心労を抱えながら食べて、育てたことにより、万が一で、後悔するようなことはしたくなかったからです。
当たり前のことに悩むなんてって、笑う人もいるかもしれませんが、それくらい、死産の爪痕は大きいです。
死産が防げないとわかっていても、生きる可能性があったら、少しでもあやかりたい。
その思いで、迷ってしまった今回の妊娠初期の食事。
今は、赤ちゃんにゴメンね、と、悪い物を食べてしまった過去を謝って、きちんとした食事をとっています。