夏の旅行に最適といえば避暑地、
その避暑地の中でも日本を代表する軽井沢に、先日遊びに行ってきました。
東京駅まで移動して、そこから軽井沢まで新幹線で１時間ちょっとという経路、
関西からだとなかなかの距離です。
そして、今回の最大の目的地がこちら。
「星のや 軽井沢」
言わずと知れた日本を代表する一つの旅館として名をはせる星野リゾートの星のや、
その軽井沢にやってきました。
以前行こうと思った時にはすでに満席という事で行けずじまいでしたが、
今回数ヶ月前から予約をしておく事でようやく念願の訪問です。
ちなみに星のやと言えばちょうどタイムリーの話題が、
先日、「星のや 東京」が出来たばかりなのでまさに今話題になってますね。
それに海外進出でバリ島にも今年中に開業予定で、今後もますます楽しみな星野リゾート。
では話は戻して、こちらの軽井沢に。
まずはウェイティングルームに。
こちらでウェルカムドリンクをいただき、宿泊手続きをします。
ここからメインの敷地内へ。
田舎町から一転、同じ自然の中でも星のやの広大な敷地内に入ると雰囲気が変わります。
周りは緑と水に包まれ、
その風景に溶け込む様に和やかで涼しげな建物がくつろぎを与えてくれます。
そして宿泊ルームに。
こちらの旅館は通常のホテルの様にホテル館内にたくさんの部屋があるのではなく、
敷地内に一軒家が十数軒あり、その各家々に部屋があるといったシステムです。
部屋の種類は「庭路地の部屋」、「水波の部屋」、「山路地の部屋」の３種類があり、
全室スイートルームの広さ。
今回選んだのは庭路地の部屋、こんな感じです。
広々とした空間にのどかな雰囲気、大きなベッドとソファの部屋、
独立した浴槽に、ベランダには大きな紅葉の木があります。
この空間に加え、軽井沢という事で夏の蒸れる様な暑さは一切なく、
壮大な自然の広がりと静けさが十二分に癒しを与えてくれます。
お部屋にはテレビがありません、おそらく少しでも日常から遠ざけるためでしょう。
都会の街にはないこの安らぎが、特別な休息を感じさせてくれますね。
田舎で育った僕にはそこまで非現実的な空間ではないですが、
都会育ちの人だとたまらないでしょうね。
ちなみに宿泊手続きはウェイティングルームにて行うので、
フロントを通らずそのまま宿泊ルームに行くのですが、離れにちゃんとフロントもあります。
全て徒歩圏内になっており、こちらがフロントやロビーに加え、集いの場となっています。
扉を開けると、すぐに表れるのは小菓子とコーヒーなどの無料提供スペース。
言わば高級ホテルのクラブラウンジの様な感じで、
好きな時に好きなだけ休みながら軽食を取る事が出来ます。
ちなみに２日目は小菓子の種類が違いましたので、内容はその時々だと思います。
そしてそこから広がるのが、ライブラリーラウンジ。
本が片側に並んでいますが、まぁ気休め程度で休憩場所ですね。
１階へと降りた逆サイドにはこちらのメインダイニングである、
「日本料理 嘉助」があります。
こちらの窓から見る棚田の風景がまた良いです。
そしてその奥がフロントとロビー、そのサイドにはお土産屋さんがあります。
メインの共用施設が上記になりますが、後は旅館といえばのお風呂ですね。
こちらでは浴場が２カ所あり、まずは宿泊ルームから徒歩すぐの場所にあるのがこちら。
浴場は少し薄暗く、滝の様にデザインされた打たれ湯に、
奥にはライトアップされた光の湯、そして真っ暗闇になった闇の湯等、
幻想的なデザイナーズ空間といった感じでとてもオシャレな浴場です。
ちなみにこちらの外からの風景が、星のや軽井沢のメイン写真として紹介されている風景。
水辺に浮いているかのような家々が神秘的で、星のやを代表する場所です。
そしてもう一ヶ所がこちら、施設から少し出たところにあり、
こちらは宿泊者以外も利用できる大浴場となります。
こちらでは上記星のやの敷地内にはない露天風呂があり、
それぞれ趣向が違った温泉が２カ所あるのは非常に楽しめます。
とまぁ、こんな感じが星のや軽井沢の施設内や宿泊過程での詳細になります。
最後に、上記でも一度出てきたこちらでの朝食をご紹介します。
「日本料理 嘉助」
こちら種類は和食１種類のみで、さらに宿泊に朝食は含まれていません。
なので各々食事で食べてみたかったらどうぞご利用をといった感じです。
ではでは料理紹介を。
以上の内容です。
まずは引き出しの付いた棚がお皿になった、ユニークな提供。
内容はザ・朝食といった感じで、適度なバランスと量のベーシックな和食。
そこにおかわり自由の御飯と味噌汁が付いてきます。
普通に美味しいですが、まぁどこでも食べられるような感じですね。
そしてそこに、新鮮な蒸し野菜が出てきます。
３種類の付けダレでつけて食べるのですが、まずはそのままの状態で。
シンプルに野菜の甘味を感じられます。
素朴ですが、どこか暖かさのある料理です。
そして最後のデザートで全てです。
これでサービス料込みで一人約４０００円弱、高いですね～。
この空間とスタッフさんのサービスありきの内容ですが、
普通の和食屋さんで食べると、おそらく１０００円前後の内容だと思います。
完全に星のやというブランド価格ですね。
残念ながらトータルで見ても、価格に比例する内容と満足度はありませんでした。
この価格帯が結構高いのか、あまり人はいませんでした。
殆どの人はおそらく、すぐ近くにある「ハルニレテラス」、
もしくは星野リゾート提携の「村民食堂」で食事する人の方が多いんでしょうね。
（この辺りはまた次回ご紹介しますね）
ちなみに星のや内で食べるもう一つの選択として、インルームダイニングもあります。
ゆっくりと部屋で食事したい方には良いと思います。
トータルの感想として、この広大な敷地の和のリゾート空間はやはりとても素敵でした。
実家に帰ったような気持ちで、とてもゆったりとした時間を過ごせました。
それと人によって多少の違いはありましたが、
ほとんどのスタッフさんのサービスが非常に心地良かったです。
ちなみに星のやの敷地に加え、星野リゾートのホテルや施設が周辺に数カ所あるのですが、
提携エリアは伝えると全てスタッフさんが車にて送迎してくれます。
非常に手間のかかる事ですが、これも嫌な顔一つせずに送ってもらえます。
この澄んだ綺麗な空気に加え、緑と川のせせらぎで休息となる癒しの時間、
軽井沢には涼しく過ごせる夏に加え、素敵な旅館がありました。
食事は朝食のみですが、料理内容の面での満足度は低かったものの宿としては良かったので、
また軽井沢に来る機会があれば、次回もおそらく星のやに宿泊するでしょう。
あと、お酒を提供してもらえるよりよい場所があればより充実しそうですね。
気になる方は一度足を運んでみてください。
「星のや 軽井沢」
http://hoshinoyakaruizawa.com/
※ちなみに星のやは２連泊～が基本のベースになるので、ご注意を。
それと最後に、ホテルの満足度として大型リゾートホテルの施設で見た時に、
世界的に見ると個人的にはバリ島の「アヤナ リゾート& スパ バリ」
の方が総合的なエンターテイメント性の充実度が高く、滞在時の満足度が高かったです。
ただ趣向や楽しみ方が違うため好みの問題ですので、良ければ参考にしてみてください。
ではでは、次回は軽井沢の観光エリアご紹介をします。
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