「占いは答えじゃない、ヒントだ。」

 

ルノルマンカードのシンボルについて調べ、コア意味をつかむ企画、10回目は『鎌』。

 

Lenormand 10 鎌

なるべく怖く見えないように描いたんだってよ!笑

 

Scythe(サイズ)は大型の鎌を指す(小型はSickle(シックル))。

 

鎌というと死神の武器というイメージがあるけど、ルノルマンカードでは、鎌は農作業の道具として描かれていることが多いよ。

 

 


目次

鎌の用途
ルノルマン時代の鎌の用途
鎌に『決断』の意味がある理由
漢字で表すと
参考リンク

 


 

 

 

鎌の用途

物がシンボルになっているカードのコアを考えるときは、用途・目的・結果について考えるといいよね。

 

鎌の場合は…

  • 用途:草(作物)・柴・木を切る・刈る
  • 目的:邪魔な草木をなくす、作物を得る
  • 結果:きれい、さっぱり、おいしい(←笑)、利益
これはルノルマン時代でも今でも変わらない。
 
でも、ルノルマン時代の鎌にはもう一つ重要な用途があったんだって。

 

 

ルノルマン時代の鎌の用途

この時代、戦争は日常的だった。
また、王の政治が気に入らず、ふつうの民衆が武器を取り立ち上がることもしばしばあったとか。
 
そんなとき武器となったのが鎌。
鎌を旗に描いて戦った農民軍もあったんだって。
結構強かったらしい…。
 
民衆が戦争蜂起する目的は、悪政からの解放だろうから、
 
邪魔なものをなくすために、鎌を使ったんだろうね。
 

 

 

鎌に『決断』の意味がある理由

「鎌に『決める』って意味があるのは何でですか~?」

 

と聞かれたことがあるんよ。

確かにちょっとイメージしづらいかもしれないね。

 

私は鎌を使うときの心と身体の動きに関係があると思ってる。ちょっと説明するわ。

 

こんな風に草を刈る時。

 

 

まず鎌を持つ。

この草いっとこう、と決めたら

草の根元に鎌の刃を当ててザクっと一気に行かない?

迷いがあったらうまく刈れないから、一気に。

 

草刈りだと小さい鎌だからそこまでの気負いは不要じゃけど、じゃあ、大鎌だったら?

 

鎌を両手で持って…狙いを定めて~…

 

 

 

エイヤー!

 

ぐらいの勢いになると思う、やったことないけど(笑)

 

この

エイヤー!

 

がね、決断の意味につながるんじゃないかな~。

 

「何言ってんだアンタ。笑」

って人はどしどしコメントくださいね飛び出すハート

 

 

 

漢字で表すと

 

「断」の代わりに「切」の方がいいような…?

みんなはどう思う??

 

 

 

参考リンク

キリスト教は一神教(神は1人だけ)だから、死神はいないんだそう。

 

『死の天使』『剣と飢餓を持って蒼ざめた馬に乗った"死"という者(ヨハネの黙示録)』あたりが死にまつわる仕事を担っているらしい。

 

今回、調べることがたくさんありそうだと震えてたけど、そうでもなかったな。

 

次は鞭(ムチ)じゃな。

これまた厳しいなぁ~。笑

 

星

 

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