こんにちは。
栄養学者のこばやん(児林聡美)です。
「すべての100歳が自分で食事を選び食べられる社会へ」
を目標に、食事を通じた社会の健康づくりのため、様々な媒体で発信をしています。
新たなnote記事を公開しました。
先日は食事質問票の妥当性研究の論文を紹介したところなのですが
この研究で、中年男女の食事が十分評価できそうだ、と分かっても
「それでは、高齢者の食事も評価できるのですか?」
とたずねられたら困ってしまいます。
それで
「できると思います」
という答えをしてしまったら、科学者としてはアウト!
ここにも根拠が必要です。
実際にたずねられることが多くなったので、高齢者でも同じように、研究できるほどの妥当性があるか、調べたのがこの研究です。
食事質問票の妥当性研究はひとつあることで研究は一歩進みますがそれだけで十分とは言えないものです。
対象者が異なる場合、使い方が異なる場合、別の比較基準と比較する場合、などなど。
様々な方面で妥当性を検討すれば、さらにその質問票がどのような特徴をもって、どう使えるか見えてきます。
妥当性研究に終わりはないのです…。
高齢者の方は朝食はごはんかな、と思いきや
けっこうパン食で、軽めの人多かったな…。
調べてみないとわからないものです。
「思う」で答えたらダメですね。
オンラインサロンもぜひのぞいてみてくださいね!
すべての100歳が
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