こんにちは。
栄養学者のこばやん(児林聡美)です。
「すべての100歳が自分で食事を選び食べられる社会へ」
を目標に、食事を通じた社会の健康づくりのため、様々な媒体で発信をしています。
今月のFOOCOMコラムが公開されました。
機能性表示食品が話題になっているので
機能性表示されたみかんを話題に挙げています。
書類をきちんと提出できれば
みかんには
「β-クリプトキサンチンが含まれていて、β-クリプトキサンチンは骨代謝のはたらきを助けることにより、骨の健康に役立つことが報告されています」
といった表示ができます。
でも、こういった表示だと
「この食品だけを食べれば安心」とか
「その成分が特別豊富に含まれていて健康的」
といった印象を与えてしまっているような気がします。
骨の健康には、他の栄養素も必要なのに…。
そして、どちらかというと、カルシウムやビタミンDなどの栄養素のほうが、エビデンスにもとづいて大事であることが言えるのに…。
どうも最近の機能性表示食品は「安全性」の面だけ議論されていて、「機能性」のほうの課題は少しおいてけぼりになっているように思います。
そういうわけで「機能性」のことを書いたこちらのコラムも参考にしていただけたら!
すべての100歳が
自分で食事を選び食べられる社会へ。
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