夏休みはありません。春休みもありません。
お正月休みも、たったの2日でした。
そのかわり、民族ごとのお祭りが休日になっています。
マレー人のお祝い、ラマダン明けのハリラヤ。
インド人のお祝い、光の祭典ディパバリ。
そして今度の1月の末から2月頭までのおよそ1週間。
旧暦で祝うチャイニーズニューイヤ~があります。
中華系マレーシア人の多く住む、クアラルンプールの町は
今、中華正月の飾りや音楽で、いっぱい。
赤や黄色のちょうちん、長生きのマーク、などが飾られています。
聞くところによると、この飾りの中に、
紙で作られた“パイナップル”があります。
これは、黄色という色から、お金を意味し、お金が集まることを
願っているのだそう。実物のパイナップルを飾ってももちろん可。
また、この中華正月のときには、“イーサン”といって、
生魚と野菜やナッツなどいろんな具とタレを好きに混ぜて、
食べる伝統料理があるのだそうな。
生(ナマ)は、生きる、始まるという意味の縁起をかついでいるのだとか。
でもおもしろいのは、この習慣、本国の中国では無いもので、
マレーシア中華系独自のものなのだそう。
ぜひ食べてみるつもりです。
ただ、この日本とは違う休日。
日本会社の駐在である人々は、なかなか平穏に休めないのが現実…。
一句。
駐在は どちらの国のも やすめない (字余り…)
(飾りいっぱいのショッピングモールです)