霊能力者は体が資本 | アジアご飯、とくにマレーシアご飯、時々つぶやき

アジアご飯、とくにマレーシアご飯、時々つぶやき

2005年から2009年までの4年間、常夏のマレーシアで暮らしていました。2年過ぎた今でも、日本食は「ハレ」の料理でちょっぴりよそよそしく、アジア飯のほうが「ケ=日常」のご飯で、ホッとします。私にとっての食とは、味わいながら、みんなとつながることです。

昨日友人と渋谷で飲んだ。

彼女は小さい頃から、周りの人の考えていることがなんとなく分かるタイプで、

こういう人を霊能力者とよぶ人もいうけれども、

彼女自身は「誰にでもある能力!」とはっきり断言する。

 

彼女は、スペシャルな学校に通ったことがあって、

そこでまったく知らないもの同士(外国人も含む)全員が、

相手の思うことを感じるようになった、という場面を体験した。

 

「だって、30人が30人とも、全員ができるよんだよー。

それって誰でもできることってことじゃん」

大人になるとみな、行動する前に

「社会常識」「しきたり」「親の考え方」「傷つかないための防御策」

を頭で考え、感じたい心を制限するようになる。

子供のときあんなに嫌だったことが、

大人になると「仕方が無い」「これが常識」とあきらめ、

やがて、あきらめたことさえも忘れていく。

 

スペシャルな学校では、

頭で考えて、自分で勝手に作り出した制限を

ひとつ、ひとつはずして、捨てる作業をする。

すると、相手の思いが伝わってくる。

なんとなく感じることが、そのまま素直に本物だと思えるようになる。

 

わたしは以前、彼女にカウンセリングを受けたことがある。

そのとき彼女は、見事にわたしの思いを言葉にした。

 

「あきらかに、自分の気持ちではない思いを感じるから。

 それが音ちゃんの気持ちなんだなぁと思って話すだけ。簡単だよ」

 

おもしろいのは、

頭のなかで勝手に作り出した思考を無くしていくと、

心よりも、まず体が反応するようになるのだそうだ。

 

「私って、動物だなぁと思うもの。

 今では嫌いな人と会ったとき、頭で考えるよりも先に、

 体が回れ右をして、ダッシュ(笑)。

 この前なんて、この人嫌だなぁと思いながら話していたら、

 体が自然にファイティングポーズになってたよ(笑)」

 

体は素直だ。わたしは今ヨガを習っているけれども

先生の言葉を、そのまま体が実践してくれるので、とても分かりやすい。

言葉で「これがいい」と言われてもよく分からんけど、

体が反応してくれると、スーッと理解できる。

 

心と頭はなにかと混同しがちだから、

体の反応を大切にしてみればいいんだな。

頭で考えるのではなくて、
まずは体を動かすことから、自分の心を見つけるべしだな。

渋谷の居酒屋で、そう誓った。

ps:
ランディさんのブログにそうだなーと思うことが描いてあったので初トラバに挑戦!