地中海食には豊富なハーブ/スパイスが含まれていて、それらが血糖値やコレステロール低下作用、抗酸化作用、抗炎症作用などを示す可能性が示唆されている。
●空腹時血糖値が有意に改善したのは、ブラッククミン、シナモン、ショウガ、ターメリック、サフランであった。
・ブラッククミン摂取群:26.33mg/dL低下 ・シナモン摂取群:18.67mg/dL低下 ・ショウガ摂取群:17.12mg/dL低下 ・ターメリック摂取群:12.55mg/dL低下 ・サフラン摂取群:7.06mg/dL低下
●HbA1cが有意に改善したのは、ショウガとブラッククミンであった。
・ショウガ摂取群:0.56%低下 ・ブラッククミン摂取群:0.41%低下
●インスリン値が有意に改善したのは、ショウガとシナモンであった。
・ショウガ摂取群:1.69 IU/μL低下 ・シナモン摂取群:0.76 IU/μL低下