長谷部茂人 マイノリティレポート

長谷部茂人 マイノリティレポート

B級ニュース・マイスター長谷部茂人がお届けする平凡と非凡の時勢談。


コーヒーの毎日の摂取量と各種精神疾患との関連性を調査し、カフェイン代謝や性別によって、この関連性が異なるかどうかを調査した(中国・復旦大学)。

コーヒー摂取量と精神疾患アウトカムとの間にJ字型の関連が認められた。

最もリスクが低かったコーヒーの摂取量は、1日2~3杯の中等度の量であった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/62220

【食後のコーヒー程度か?】
 

 

 


フィンランドの6施設で実施した非盲検無作為化非劣性試験。抗菌薬治療群の257例のうち、253例、女性102例を虫垂炎再発の評価対象とした。10年後までに8例が死亡したが、いずれも急性虫垂炎とは関連がなかった。
10年の時点における真の再発率は37.8%であった。また、累積虫垂切除術施行率は、1年時が27.3%、5年時が39.1%、10年時は44.3%であった。一方、10年累積合併症発生率は、虫垂切除術群が27.4%であったのに対し、抗菌薬治療群は8.5%と有意に低かった
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/62238

【抗菌薬治療のほうが成績が良い!?】
 

 

 

会話が終わった後、なぜか心が重い。悪い人ではないのに、会うたびにエネルギーを吸い取られる感覚——それは「境界線(バウンダリー)」が曖昧になっているサインかもしれません。

 

実践1:「感情」と「問題」を切り分ける

相手が悩みを話してきた時、相手の感情には共感するが、問題の解決まで引き受けないという線引きを意識します。

【具体例】

NG「それは大変! 私が何とかするから」(問題ごと引き受ける)

OK「それは辛いね。どうしたいと思ってる?」(感情に寄り添い、問題は相手に委ねる)

これは臨床心理学における「感情の検証(Emotional Validation)」の技法です。相手の感情を否定せず受け止めることと、相手の問題を代わりに解決することは、まったく別の行為なのです。

実践2:「即答しない」習慣を作る

日本人は「その場で答えを出すべき」というプレッシャーを感じやすい傾向があります。しかし、即答は境界線を曖昧にする最大の要因です。

【言い換えの例】

「ちょっと考える時間をもらえますか?」

「今日は判断できないので、明日お返事しますね」

「一旦持ち帰って、検討させてください」

この「保留する権利」を行使することは、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)における「価値に基づいた行動選択」につながります。焦って答えるのではなく、自分の価値観に照らして判断する時間を確保するのです。

実践3:「NOのバリエーション」を持つ

臨床心理士の多くが、相談者に勧めるのが「断り方のレパートリーを増やす」ことです。

【段階別の断り方】

ソフトな断り:「今回は難しいですが、次の機会があれば」

理由付き断り:「今、他の案件で手一杯なので、お力になれません」

代替案提示:「私は無理ですが、◯◯さんなら詳しいかもしれません」

明確な断り:「申し訳ないですが、それはお引き受けできません」

重要なのは、断ること=相手を否定することではないと理解することです。自分のキャパシティを守ることは、長期的には相手にとってもプラスになります。

実践4:「身体の違和感」をバウンダリーのサインにする

臨床心理の現場では、身体感覚を境界線侵害のアラートとして活用することが推奨されています。

相手と話していて、こんな感覚はありませんか?

・胸が苦しい

・肩が重い

・胃が締め付けられる

・呼吸が浅くなる

これらは、無意識レベルで「境界線が侵されている」というサインです。この身体の声に気づいたら、物理的・心理的に距離を取る許可を自分に与えます。

「ごめんなさい、ちょっとトイレに」と席を外す、電話なら「また後でかけ直します」と切る——こうした小さな行動が、境界線を守る第一歩になります。