立民、蓮舫氏支援は「自主的に」 都知事選




 立憲民主党の泉健太代表は14日の記者会見で、任期満了に伴う東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に立候補を表明した蓮舫参院議員(同党に離党届提出)の支援について、「党として推薦や支持は考えていない。それぞれ自主的に応援することになる」と述べた。

 蓮舫氏は無所属で出馬し、「オール東京」で臨むと表明している。

 泉氏は「(蓮舫氏が)政党に推薦依頼などを行うことにはならないと聞いている」と語った。





公明、小池氏の支援確認 都知事選




 公明党は13日の中央幹事会で、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)の対応に関し、出馬を表明した小池百合子知事を支援する方針を確認した。

 山口那津男代表は小池氏から電話があったことを明かした上で、「小池氏は政党に推薦を求めない姿勢だと思われるので、自主的にしっかり支援する態度で臨んでいきたい」と語った。 





連合東京と国民民主、小池百合子氏支援へ 都知事選




 東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)について、連合東京は、3選をめざして立候補する現職の小池百合子氏を支持する方針を決めた。19日に正式決定する。2020年の前回と同様の対応となる。


 小池氏は、連合東京などの要望に応じ、全国初となるカスタマーハラスメント防止条例案提出に向けて動くなどしてきた。関係者によると、こうした対応への評価や、同じく立候補する立憲参院議員の蓮舫氏=12日に離党届提出=が共産の支援を受けることなどを考慮したという。


 国民民主の榛葉賀津也幹事長も14日の記者会見で「連合東京に歩調を合わせ、来週中には態度を決定したい」と述べ、小池氏支援を示唆した。


 一方、14日に都内で会見した蓮舫氏は、連合東京の方針について質問され、「(支援を)内々に表明してくださっている労働組合の方たちもいる」と述べた。

(土舘聡一、松井望美)