日本保守党が候補者擁立へ

東京・江東区「4月・衆院補選」





 2024/02/02 17:00
 夕刊フジ編集局


ベストセラー作家の百田尚樹氏が代表を務める「日本保守党」が、4月28日に投開票される衆院東京15区(江東 区)の補選に候補者擁立を検討していることが2日、わかった。党事務総長でジャーナリストの有本香氏が明らかにした。

日本保守党は、1日緊急執行部会議で江東区に「江東東支部」を設立することを決定したと発表。昨年4月公選法違反の罪で起訴された柿沢未途被告の議員辞職を受けたものだとしている。

7月7日投開票の東京都議補選にも江東区選挙区からの擁立を検討するという。

有本氏は2日、夕刊フジの取材に「4月に衆院補選、7月には都議補選を控えている。両方を見据えて候補者擁立を検討している」と話した。


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柿沢未途 前法務副大臣が議員辞職 公選法違反などの罪で起訴

2024年2月1日

去年4月に行われた東京の江東区長選挙をめぐる事件で、公職選挙法違反の買収などの罪で起訴された柿沢未途前法務副大臣は1日、議員を辞職しました。

前法務副大臣で衆議院議員の柿沢未途被告は去年4月の江東区長選挙をめぐり、秘書に指示するなどして区議会議員など10人に選挙運動の報酬として合わせておよそ280万円を提供したり提供を申し込んだりしたほか、インターネットに木村弥生前区長への投票を呼びかける有料広告を掲載させたとして、1月17日に公職選挙法違反の買収などの罪で起訴され、翌18日に保釈されました。


これを受けて、柿沢議員は1日午前、秘書を通じて額賀衆議院議長あてに議員辞職願を提出し、午後の衆議院本会議で辞職が許可されました。

柿沢議員の辞職に伴い、衆議院東京15区では公職選挙法の規定に基づき、ことし4月に補欠選挙が行われる見通しです(NHK