【独自】17年前の不審死で新展開 解剖医「自殺」断定せず 遺族の思いは(2023年12月6日)

 

  https://youtu.be/kIM4z3e4cYU

  

 

 テレ東BIZ

 2023/12/07 00:00

 

 

 

木原誠二・前官房副長官の妻の元・夫の安田種雄さん(当時28歳)が2006年に死亡したことについて、遺族側が、種雄さんを司法解剖した医師と11月24日に初めて直接面会し、自殺と断定できないとする見解を確認したことがわかった。

 


テレビ東京が独自に入手した遺族側の「上申書」は、12月5日付で、警視庁大崎署と東京地検に送付された。

 

そこには、種雄さんを解剖した医師による「死体検案書」が添付されていて、直接の死因を「失血及び右血胸」とし、死因の種類を「自殺」ではなく、「その他及び不詳の外因」と結論付けている。



安田種雄さんの死因をめぐっては、2018年に警視庁が事件性があるとみて再捜査を開始したものの、警察庁長官が今年7月、「自殺と考えて矛盾はない」「事件性は認められない」などと個別事件にコメントするという異例の事態に発展した。

 

遺族は10月、再捜査を求めて警視庁に告訴し、受理されている。



遺族は今回の上申書の中で、「(医師の)死体検案書には、他殺であることと整合的な事実が記載されており、自殺と考えるべき医学上の理由は何ら記載されていません」とし、警視庁と検察庁に対し、積極的な捜査と真相解明を改めて求めている。

 

 


遺族の安田南栄さんと種雄さんの姉が思いを語った。