言葉にならない、、、

 

非常に悔しい、、、

 

こんな事が起こるとは、、、、、

 

 

 

誰の差し金なんだ、、、

 

 

 

心から、ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

 

 

 

 

安倍晋三元首相死亡 奈良県で演説中に銃で撃たれる

 

 

 

 

演説中に銃で撃たれた安倍晋三元総理大臣は、治療を受けていた奈良県橿原市内の病院で亡くなりました。67歳でした。

 



安倍晋三元総理大臣は東京都出身で、祖父は日米安全保障条約を改定した岸信介元総理大臣、父は自民党幹事長や外務大臣を歴任した安倍晋太郎氏という政治家一家に育ちました。

成蹊大学を卒業後、アメリカ留学を経て鉄鋼メーカーの神戸製鋼所に入社し、その後、父、晋太郎氏の外務大臣就任を機に、大臣秘書官となります。

晋太郎氏の死去を受けて、地盤を引き継ぎ、平成5年の衆議院選挙に旧山口1区から立候補して初当選しました。

総理・総裁の登竜門とも言われる党の青年局長や、社会保障を担当する党の社会部会長などを歴任し、第2次森内閣と小泉内閣で官房副長官を務めました。

北朝鮮による拉致問題に早くから取り組んでいた安倍氏は、小泉総理大臣とともに北朝鮮を訪れ、キム・ジョンイル(金正日)総書記との首脳会談に立ち会いました。

そして、平成15年には閣僚や党の執行部ポストを経験しないまま、小泉総理大臣から49歳の若さで党の幹事長に抜てきされ、平成17年の第3次小泉内閣では官房長官として初入閣します。

長期政権を築いた小泉総理大臣の後継を選ぶ平成18年の自民党総裁選挙に立候補して、初めての挑戦で総裁に選出され、戦後最年少の52歳で総理大臣に就任しました。

在任中は、小泉氏の靖国神社参拝問題で関係が冷え込んでいた中国や韓国を訪問して、関係改善に努力する一方、「戦後体制からの脱却」を掲げて改正教育基本法や憲法改正の手続きを定める国民投票法などを成立させました。

しかし、公的年金の加入記録のずさんな管理が明らかになったほか、閣僚の辞任が相次ぎ、平成19年の参議院選挙で大敗して、いわゆる「ねじれ国会」を招きました。

そして、みずからの健康状態の悪化もあって、就任からおよそ1年で退陣しました。

退陣後は、超党派の保守系の国会議員による政策グループ「創生日本」の会長として、拉致問題の解決などに取り組んでいましたが、自民党が野党時代の平成24年に再び総裁選挙に立候補します。

決選投票で総裁に選出され、その後の衆議院選挙で政権を奪還して、総理大臣の座に返り咲きました。

第2次政権では、デフレからの脱却に向けて、「経済再生」を最優先に掲げ、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」による「アベノミクス」を推進し、経済の活性化に取り組みました。

また、消費税をめぐっては、平成26年に税率を5%から8%に引き上げたのに続き、令和元年には、食料品などの税率を8%に据え置く軽減税率を初めて導入したうえで、10%に引き上げました。

また、上皇さまから天皇陛下への皇位継承にあたっては、一代かぎりの退位を可能とする特例法の整備やそれに伴う改元にも取り組みました。

総理大臣就任の翌年には、東京オリンピック・パラリンピックの招致の先頭に立ち、東京開催を勝ち取りました。

外交面では、「地球儀を俯瞰する外交」を掲げ、在任中に延べ176の国と地域を訪問し、平成28年にはG7伊勢志摩サミット、令和元年には日本で初めてのG20大阪サミットを開催しました。

伊勢志摩サミットの終了後には、現職の大統領として初めて、当時のアメリカのオバマ大統領の被爆地・広島への訪問を実現させる一方、安倍氏自身も、現職の総理大臣として初めてハワイの真珠湾を訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊しました。

オバマ氏の後任のトランプ氏とは、大統領就任前に各国の首脳の中でいち早く会談して個人的な信頼関係を構築し、電話での会談を含めると、首脳会談は50回を数えました。

また、経済外交では、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉を進め、アメリカが離脱したものの、11か国が参加する形での発効にこぎつけました。

さらに、安全保障分野では、従来の憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を限定的に容認する閣議決定をしたうえで、安全保障関連法を成立させ、戦後日本の安全保障政策を大きく転換しました。

また、憲法改正の実現を目指して具体的な改正項目の取りまとめを指示し、安倍政権のもとで自民党は自衛隊の明記など4項目の改正案をまとめました。

この間、安倍総理大臣は、衆・参合わせて6回の国政選挙で勝利したほか、平成30年の自民党総裁選挙では党則の改正で可能となった3選を果たすなど、「安倍1強」とも言われる政治情勢が続きました。

一方、森友学園をめぐる財務省の決裁文書の改ざん問題や加計学園の問題、それに「桜を見る会」の対応などについて国会で野党から追及が続き、自民党内からも「長期政権によるおごりやゆがみの象徴だ」との指摘も出ていました。

そして、令和2年には、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大し、特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を初めて発出するなど対応にあたりましたが、持病の潰瘍性大腸炎が再発し、8月に総理大臣を辞任しました。

総理大臣としての連続の在任期間は7年8か月、第1次政権と合わせた通算の在任期間は8年8か月に達し、いずれも歴代最長です。
 

 

安倍氏は、総理大臣退任後、しばらく無派閥で活動していましたが、去年秋に9年ぶりに出身派閥に復帰して、党内最大派閥の「安倍派」の会長に就任し外交・安全保障政策や積極財政の必要性などについて活発に発言していました。

安倍氏は、8日午前11時半ごろ、奈良市内で演説中に銃で撃たれ、橿原市内の病院に運ばれ治療を受けていましたが、亡くなりました。

67歳でした。

 

 

安倍元首相と東京オリンピック・パラリンピックとスポーツ界

安倍元総理大臣は、去年、57年ぶりに東京で開催された東京オリンピック・パラリンピックに招致の段階から先頭に立って関わるなどスポーツ界にも大きな功績を残しました。

2013年9月にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC=国際オリンピック委員会の総会で当時の安倍総理大臣は最終プレゼンテーションに立ち、東京電力福島第一原発の汚染水の問題について、「コントロールされている」と説明しました。

そして、東京は財政基盤が安定していて世界で最も安全な都市であることをアピールし、1964年以来となる、東京オリンピックの開催が決まりました。

2016年のリオデジャネイロオリンピックの閉会式ではゲームキャラクターの「マリオ」の姿で登場し、東京大会のPRに貢献しました。

新型コロナウイルスの感染が世界で拡大する中で迎えたオリンピックイヤーの2020年3月には、安倍元総理大臣はIOCのバッハ会長と電話会談し大会の1年程度の延期を提案しました。

これによって、東京オリンピック・パラリンピックは史上初めて延期されることが決まりました。

すでにギリシャから日本に聖火が運ばれ、聖火リレーがスタートする直前でした。

その年の9月に総理大臣を退任したあとにはオリンピックの普及や発展に貢献したとして、IOCから「オリンピック・オーダー」と呼ばれる功労章の金章が贈られ、その後も大会組織委員会の名誉最高顧問を務めて、東京オリンピック・パラリンピックの開催に尽力しました。

また、大学時代にアーチェリー部に所属していたこともあり、長年にわたって全日本アーチェリー連盟の会長を務めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安倍晋三元首相が死亡 演説中に銃で撃たれる 【速報】

 

 

 

 

きょう午前11時半ごろ、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が男に銃で撃たれました。

自民党幹部によりますと、演説中に銃で撃たれた安倍晋三・元総理大臣は、治療を受けていた奈良県橿原市内の病院で亡くなりました。67歳でした。

 

 

 

 

 

 

きょう午前11時半頃、奈良市の大和西大寺駅近くで演説をしていた安倍元総理大臣が背後から男に銃で撃たれました。安倍元総理大臣は現場から救急車で搬送されたあと、ドクターヘリで橿原市にある奈良県立医科大学附属病院に移されて治療を受けています。消防によりますと安倍元総理大臣は首の右側に傷や出血があり、左胸に皮下出血があり、心肺停止の状態でしたが、自民党幹部によりますと、治療を受けていた奈良県橿原市内の病院で亡くなりました。67歳でした。

 

 

現地で取材していたNHKの記者によりますと当時、銃声のような音が2回聞こえて、安倍元総理大臣は血を流して倒れていたということです。警察は現場にいた奈良市に住む職業不詳の山上徹也 容疑者(41)を取り押さえ、殺人未遂の疑いで逮捕しました。

押収された銃は手製の銃だとみられ、防衛省関係者によりますと容疑者は2005年ごろまで3年間、海上自衛隊で勤務していたということです。警察当局によりますと、調べに対し「安倍元総理大臣に対して不満があり、殺そうと思って狙った」という趣旨の供述をしている一方で、「元総理の政治信条への恨みではない」とも供述しているということです。

警察は奈良市内にある容疑者の自宅マンションに捜索に入るとともに奈良西警察署で容疑者から事情を聞いて詳しい状況を調べています。

政府関係者はNHKの取材に対し「意識はなく容態はかなり悪いという報告を現場から受けている」と話しています。

演説を聞いていた関係者によりますと、安倍元総理大臣の演説が始まってから1分から2分ほどたったあとに2発の銃声が聞こえたということです。
そのあと安倍元総理大臣が倒れ、意識がない様子だったということです。

 

搬送時の状況は(午後1時半現在)

 

総務省消防庁に午後1時半の時点で寄せられている情報によりますと安倍元総理大臣は心肺停止とみられ、右のけい部に銃創や出血があり、左胸に皮下出血があるということです。

 

 

消防庁のまとめでは、
▽奈良市消防局に通報があったのは午前11時31分で、
▽救急隊などは1分後の午前11時32分に出動し、
▽午前11時36分にドクターヘリを要請しました。

そして、▽午前11時37分に救急隊などが現場に到着し、
▽到着から17分後の午前11時54分に現場から安倍元総理大臣を搬送しました。
その後▽午後0時9分にドクターヘリに引き継ぎ、
▽午後0時20分にドクターヘリは搬送先の医療機関に到着したということです。

現場には▽指揮隊2隊と▽消防隊2隊、▽救助隊1隊、▽救急隊1隊が出動していました。

 

現場は

 

奈良市の大和西大寺駅は近鉄奈良線と京都線が交わる奈良市の中心の駅の一つです。駅前のロータリーは、選挙の際、多くの候補者などが演説を行う場所としても知られています。

 

目撃の女性 「2発目撃たれた瞬間に倒れた」

発砲が起きた当時、近くにいたという女性は「安倍元総理は普通に演説していたが後ろから男の人がきた。1発目はとても大きな音だけが聞こえて人が倒れるということはなかったが、2発目が撃たれた瞬間に安倍元総理が倒れた。周りの人たちが大勢集まって心臓マッサージなどをしていた。男は上がねずみ色のTシャツで、下は黄土色のズボンという服装に見えた。男は逃げる様子もなく、その場にとどまっていて銃はその場においていた。そのあと周りを取り囲んだSPとみられる人たちに取り押さえられた」と話していました。

 

現場近くの男性 「花火のような音」

 

発砲が起きた当時、現場の近くにいたという男性は、「花火のようなドーンという音が2回した。犯人と思われる人はピストルよりも大きい何かを抱えていて、走ってきた警備関係者5人ほどに取り押さえられていた。びっくりしました」と話していました。

 

目撃の女性 「ヘルメット姿の男が近づき2発撃った」

当時、演説を聞いていたという奈良市に住む50代の女性は、「演説を見ていたらヘルメット姿の男が安倍元総理大臣に近づいてきて銃を2発撃った。銃は、拳銃というよりも大きなもののようだった。撃った瞬間に安倍元総理大臣は倒れていた。男はすぐに取り押さえられたが、その後、関係者が『医療関係者はいないか』と周りに呼びかけていて、AEDが運ばれてきた。その後、救急車で搬送されていた。まさか自分の目の前でと思い、 びっくりした」と話していました。

 

現場の自民党関係者 「男は逃げるそぶりもなく」

現場で安倍元総理の横に立っていた自民党関係者の男性は報道陣の取材に対し、「男は、10メートルほど離れて撃ってきました。花火のような音がしました」と当時の様子を話しました。その上で「目の前で起きたことで、まだ呆然としています。信じられません。撃った男は静かに近づいてきて、逃げるそぶりもありませんでした」と話していました。

 

 

【時系列】

逮捕された男の自宅マンションを捜索 【午後5時15分】

 

安倍元総理大臣を銃撃したとして逮捕された山上徹也容疑者(41)の奈良市内の自宅マンションに午後5時15分ごろ、警察が捜索に入りました。

 

二之湯国家公安委員長 警護など強化するよう指示【午後5時前】

二之湯国家公安委員長は、午後5時前、総理大臣官邸で会議に出席したあと記者団に対し「岸田総理大臣からは『暴力やテロに屈してはいけない。民主主義の根幹である選挙が公平に実施できるよう、閣僚などの警備を強化してほしい』ということだった。私も警察庁長官に対して、警備や警護をいっそう強化するよう、選挙を粛々と実施できるよう指示した」と述べました。

 

妻の昭恵さん 病院に到着 【午後5時前】

安倍元総理大臣の妻の昭恵さんは午後5時前、奈良県橿原市にある奈良県立医科大学附属病院に到着しました。昭恵さんは車から降りて、病院の中に入りました。

 

岸田首相ら出席し閣僚会議 【午後4時半】

政府は、午後4時半から、およそ20分間、岸田総理大臣や二之湯国家公安委員長、古川法務大臣ら閣僚が出席して会議を開き、今後の対応を協議しました。

この中で岸田総理大臣は「暴力やテロに屈してはならない。民主主義の根幹である選挙を控え、閣僚らの警護や警備を強化してほしい」と述べ、2日後に控えた参議院選挙を混乱なく実施できるよう、閣僚らの警護の徹底などを指示しました。さらに岸田総理大臣は、今回の事件を受けて、行政の停滞を招くことがないよう、各部局での対応に万全を期すよう指示しました。これに関連し、二之湯国家公安委員長は、警察庁の中村長官に対し、閣僚ら要人の警護を徹底するよう指示しました。

 

妻の昭恵さん 病院に到着 【午後5時前】

安倍元総理大臣の妻の昭恵さんは午後5時前、奈良県橿原市にある奈良県立医科大学附属病院に到着しました。昭恵さんは車から降りて、病院の中に入りました。

 

岸田首相ら出席し閣僚会議 【午後4時半】

政府は、午後4時半から、およそ20分間、岸田総理大臣や二之湯国家公安委員長、古川法務大臣ら閣僚が出席して会議を開き、今後の対応を協議しました。

この中で岸田総理大臣は「暴力やテロに屈してはならない。民主主義の根幹である選挙を控え、閣僚らの警護や警備を強化してほしい」と述べ、2日後に控えた参議院選挙を混乱なく実施できるよう、閣僚らの警護の徹底などを指示しました。さらに岸田総理大臣は、今回の事件を受けて、行政の停滞を招くことがないよう、各部局での対応に万全を期すよう指示しました。これに関連し、二之湯国家公安委員長は、警察庁の中村長官に対し、閣僚ら要人の警護を徹底するよう指示しました。

 

妻の昭恵さん 奈良に到着【午後4時半ごろ】

 

安倍元総理大臣の妻の昭恵さんは午後4時半頃、奈良県橿原市の近鉄大和八木駅に電車で到着しました。昭恵さんは黒っぽい色のワンピース姿で警察官に囲まれ、何も語らずうつむきながら車に乗り込みました。

 

弟の岸防衛相 「断固非難したい」【午後4時ごろ】

 

安倍元総理大臣の実の弟の岸防衛大臣は、午後4時ごろ、防衛省で記者団の取材に応じました。この中で岸大臣は、「民主主義に対する冒とくだ。特に、参議院選挙のさなかに暴力によって言論の弾圧が行われるようなことはあってはならず、断固非難したい。安倍元総理はぜひとも回復されるよう祈っている」と述べました。

そして、安倍氏の容態について「奈良の病院で懸命な治療が行われている。輸血を含めて救命治療に全力を尽くしている」と述べました。一方、山上容疑者が2005年ごろまで3年間、海上自衛隊に勤務していたという情報について「報道は承知しているが、警察の捜査に協力しているのでこれ以上のコメントは差し控える。犯人のバックグラウンドがどうであっても、許されることではない」と述べました。

 

自民 党三役らが対応を協議 【午後4時ごろ】

自民党は、茂木幹事長、福田総務会長、高市政務調査会長の党三役をはじめ、幹部が党本部に集まり、午後4時ごろから対応を協議しています。

午後4時すぎには、麻生副総裁や遠藤選挙対策委員長も加わっています。

 

警察庁 「警護体制が十分だったか確認」【午後4時ごろ】

警察庁によりますと、殺人未遂の疑いで逮捕された山上容疑者の現在の職業は不詳だということです。

認否や供述については答えられないとしています。

また、当時の警護の状況については、奈良県警察本部の警備部参事官をトップとする体制がとられ、現場には奈良県警の警察官と警視庁のSPがいたということです。具体的な人数などは明らかにしていません。その上で、警察庁は警護の体制が十分だったかどうか、まずはしっかり確認する必要があるとしています。

 

自民党 銃撃受け応援演説を中止 【午後3時45分ごろ】

自民党は、安倍元総理大臣が銃撃されたことを受け、きょう予定されていた党役員や閣僚による応援演説を中止することを決めました。

 

妻の昭恵さん 近鉄京都駅から奈良に向かう【午後3時40分ごろ】

安倍元総理大臣の妻の昭恵さんは近鉄京都駅のホームに午後3時40分ころに到着しました。昭恵さんは、警護の警察官らに付き添われ、手でスーツケースを引きながら終始うつむいた様子でホームを歩き、奈良に向かう電車に乗り込んでいました。

 

岸田首相 「深刻な状況と聞いている」【午後2時45分ごろ】

 

岸田総理大臣は総理大臣官邸で記者団に対し「本日昼前、奈良県で安倍晋三元総理大臣が銃撃され、現在、深刻な状況にあると聞いている。いま懸命の救急措置が行われていると承知している。まずは安倍元総理大臣が何とか一命をとりとめていただくよう心から祈りたい」と述べました。

また、「今回の犯行の背景はまだ十分把握できてはいないが、民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行であり、決して許すことはできない。最大限の厳しい言葉で非難する」と述べました。

さらに「政府としては今後あらゆる事態を想定し対応できるよう万全の対応をしていきたい」と述べました。

また、記者団が、今後の政局に与える影響について質問したのに対し「いま懸命の救急、救命措置が行われている最中なので、今後の政局に与える影響などはいま触れるべきではないと思うし、私自身もそうしたことを考えていない」と述べました。その上で「まずは現実の厳しい状況に対して救命措置などがしっかりと行われること、また政府としてあらゆる事態に対応できる万全の措置を用意することが大事だ」と述べました。

また、「今回の犯行について、犯人像、あるいは背景について、まだ十分に把握できていない。今後、警察の捜査などをしっかりと確認しなければならない。背景をしっかり確認することも大変重要だと認識している」と述べました。

 

岸田首相 首相官邸に到着 【午後2時半】

 

安倍元総理大臣が銃撃されたことを受け、岸田総理大臣は、急きょ、遊説先の山形県から東京に戻り、午後2時半にヘリコプターで総理大臣官邸に到着しました。

 

岸田首相 首相官邸に到着 【午後2時半】

安倍元総理大臣が銃撃されたことを受け、岸田総理大臣は、急きょ、遊説先の山形県から東京に戻り、午後2時半にヘリコプターで総理大臣官邸に到着しました。

 

岸田首相 まもなく首相官邸に到着 【午後2時半前】

政府関係者によりますと、岸田総理大臣は、現在、ヘリコプターで総理大臣官邸に向かっていて、まもなく到着する見通しで、その後、記者団の取材に応じることにしています。

 

安倍派幹部が奈良に 【午後1時50分ごろ】

自民党安倍派は、会長代理を務める塩谷元文部科学大臣と、事務総長を務める西村前経済再生担当大臣が奈良県に向かっています。現地で情報収集を行うとともに、今後の対応を検討するということです。

 

安倍元首相事務所に萩生田経産相ら 【午後1時すぎ】

衆議院第一議員会館にある安倍元総理大臣の事務所には、午後1時すぎに萩生田経済産業大臣が入り、安倍氏の秘書らと情報収集にあたりました。また、安倍内閣で内閣官房参与などを務めた荒井広幸・元参議院議員や総理大臣補佐官などを務めた今井尚哉氏なども出入りしています。

 

自民党奈良県連 銃撃当時の状況を説明【午後1時ごろ】

 

自民党奈良県連は、午後1時ごろから堀井巌 参議院議員らが奈良市内の事務所で記者会見を行いました。

この中で堀井議員は午前11時10分ごろから、参議院選挙の奈良選挙区に立候補している自民党候補者の街頭演説を行っていて、安倍元総理大臣は午前11時19分ごろに到着したということです。その後、しばらく集まった聴衆に手を振るなどしていましたが、午前11時29分ごろに応援演説を始めたと説明しました。そして、その直後の午前11時半ごろ、発砲があったということです。

また、「安倍元総理大臣が話している時に突然、大きな音が2回鳴り、その後、安倍元総理大臣が倒れた。救護の人たちが心臓マッサージをしていたが、受け答えをしている様子は、私が見ている範囲ではなかった」と述べました。

その上で、「民主主義を根底から脅かす暴挙で決して許されない。安倍元総理大臣の回復を祈る」と述べました。

当時の状況について、街頭演説に立ち会っていた堀井議員は自民党奈良県連の記者会見で「聴衆は両脇の歩道にいた」と述べました。その上で、安倍元総理大臣らが演説を行っていた背後は車を駐車していたため、聴衆が立たないようにしていたことを明らかにしました。そして「演説の時は皆、同じ方向を向いていた」と当時の状況を説明しました

また、安倍元総理大臣が演説に訪れることは、きのう午後に決まったと説明しました。その後、地元の支持者らに日程を周知していたということです。現場ではスタッフ15人が演説を聴きに来た人の整理にあたっていたということです。

 

松野官房長官「蛮行は許されるものではない」【午後1時前】

 

安倍元総理大臣が銃撃されたことを受け、松野官房長官は記者団の取材に応じ「いかなる理由であれ今回のような蛮行は許されるものではない」と強く非難し、政府として対応に万全を期す考えを示しました。

松野官房長官は、午後1時前、総理大臣官邸で記者団の取材に応じました。

この中で「午前11時半ごろ、奈良県で安倍元総理大臣が銃撃を受けた。 撃ったとみられる男1人の身柄を確保した。安倍元総理大臣の容態は現在のところ不明で、引き続き確認中だ」と述べました。

そのうえで、午前11時45分に総理大臣官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置して対応にあたるとともに、参議院選挙の応援演説で山形県を訪れていた岸田総理大臣にただちに報告したと説明しました。

そして、岸田総理大臣がこのあと総理大臣官邸に緊急に戻り、応援演説などで各地を訪れている閣僚にもただちに東京に戻るよう指示したことを明らかにしました。

さらに「いかなる理由であれ、今回のような蛮行は許されるものではなく、断固非難する。政府としては、各種の対応に万全を期していく」と述べました。

 

岸田首相 演説中に急いで車に乗り込み会場をあとに【正午ごろ】

岸田総理大臣は、正午ごろ、山形県寒河江市で参議院選挙の応援演説を行いました。

応援演説の直後、関係者が「岸田総理大臣は急用ができたので退出する」とアナウンスし、岸田総理大臣は急いで車に乗り込み、会場をあとにしました。

岸田総理大臣は午後、福島県と京都府で参議院選挙の応援演説を行う予定でしたが、予定を変更して遊説先の山形県から東京へ戻るということです。

政府関係者によりますと、岸田総理大臣は、現在、遊説先の山形県からヘリコプターで東京に戻っている途中で、午後2時半ごろ総理大臣官邸に到着する予定だということです。その後、記者団の取材に応じるということです。

 

官邸対策室などを設置 【午前11時45分ごろ】

今回の事案を受けて、政府は、午前11時45分、総理大臣官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置し、情報の収集にあたっています。

警察庁は午前11時40分に警備局長をトップとする対策本部を設置し、情報収集を進めています。

 

SNS上に現場の写真や動画 【午前11時35分ごろ】

 

SNS上には当時の現場を撮影した写真や動画が多数投稿されています。

このうち、午前11時35分ごろにツイッターに投稿された画像ではスーツ姿の複数の人たちが誰かを取り押さえているような様子が写っています。

また、道路上にオレンジの服を着た人たちが大勢、集まっている様子や、複数の人が、その場に倒れている人を取り囲んでいるような様子を捉えた映像も投稿されています。

 

所持していたとみられる銃も押収【午前11時半ごろ】

きょう午前11時半ごろ、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が銃で撃たれて倒れました。消防によりますと心肺停止の状態とみられるということです。

警察は現場にいた男の容疑者を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、所持していたとみられる銃も押収されたということです。警察は、現在、奈良西警察署で容疑者から事情を聞いて詳しい状況を調べています。

 

男の身柄を確保 【午前11時半ごろ】

きょう午前11時半頃、奈良市の大和西大寺駅近くで演説をしていた安倍総理大臣が倒れました。現地で取材していたNHKの記者によりますと銃声のような音が聞こえたということです。現地では警察が男1人の身柄を確保したということです。

 

安倍元首相 銃で撃たれたという情報 【午前11時半ごろ】

きょう午前11時半ごろ、奈良市の大和西大寺駅近くで演説をしていた安倍元総理大臣が倒れました。銃で撃たれたという情報もあり、奈良県警察本部が確認を進めています。

現地で取材していたNHKの記者によりますと安倍元総理は血を流していて、銃声のような音が聞こえたということです。現地では男が身柄を拘束されているようだということです。

 

安倍元首相倒れる 血を流し銃声のようなもの【午前11時半ごろ】

きょう午前11時半ごろ、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が倒れました。現地で取材していたNHKの記者によりますと安倍元総理大臣は血を流していて、銃声のようなものが聞こえたということです。

 

安倍元首相 きょうの予定

 

自民党安倍派の関係者によりますと、安倍元総理大臣は、参議院選挙の党の候補者の応援のため、けさ、羽田空港から大阪空港経由で奈良県に入って街頭演説を行い、その後、京都府でも街頭演説を行ったあと、夕方には、埼玉に入る予定でした。

安倍氏は当初、きょうは長野県に入る予定でしたが、各地の選挙情勢などを踏まえて、自らが率いる派閥の所属議員が立候補している奈良県や、派閥議員が地方組織の会長を務める京都府などを訪れる日程に変更したということです。