北京パラ アルペン女子スーパー大回転立位 本堂8位 神山10位

 

 

 

 

 

北京パラリンピックのアルペンスキー、女子スーパー大回転の立って滑るクラスで、本堂杏実選手が8位、神山則子選手が10位でした。

 

 

スーパー大回転は、標高差540メートルを滑り降りるスピードとターンの技術が求められる種目です。

2大会連続出場の本堂選手は持ち味のスピードに乗った滑りで出場選手で最も速い時速103キロを計測しましたが、途中のカーブで勢い余って大きくふくらんでしまい、タイムは1分19秒92で8位でした。



また初出場で左半身にまひがある神山選手は、体幹をうまく使ってバランスをとりながら最後まで落ち着いて滑り、1分27秒73で10位でした。



金メダルは中国の張夢秋選手でした。

 

 

本堂「思ったような結果でなく悔しかった」

 

本堂選手は

「スタートからいろいろ考えながら滑っていたが、思ったような結果ではなく悔しかった」

と話しました。

一方で

「攻めの姿勢は出せた。危うくコースアウトしそうなところも、無理やりねじ込んでフィニッシュした。得意としている高速系の種目は終わってしまったが、スーパー複合で、きょうの悔しかった思いをぶつけたい」

と、7日のレースに向けて気持ちを切り替えていました。

 

 

神山「自分としては いっぱいいっぱい」

 

神山選手は

「早め早めのターンを心がけた。自分としては、いっぱい、いっぱいで滑った」

と話しました。

そのうえで

「スタートはふだんどおりできて、フィニッシュでは楽しかった」

と振り返っていました。