卒業式の「君が代斉唱で不起立」の元教諭が“逆転勝訴”再任用の拒否で賠償求めた裁判(2021年12月9日)

 

  https://youtu.be/2yxYK-oR_bM

 

 

 MBS NEWS
 2021/12/09

 


卒業式の国歌斉唱で起立しなかった元教諭の男性が逆転勝訴です。

 

 大阪府立高校の元教諭・梅原聡さんは、卒業式で国家斉唱の時に起立しなかったため戒告処分を受け、その後、定年退職の際に再任用の選考を申し込みましたが拒否されたため、府を相手取り約550万円の損害賠償を求めています。

 

 1審の大阪地裁は、「再任用の可否は任命権者の裁量に委ねられている」などとして訴えを退けて、梅原さん側が控訴していました。

 12月9日の判決で大阪高裁は「梅原さんより重い懲戒処分を受けた教員が『合格』とされるなど府の判断は客観的合理性や社会的相当性を著しく欠いている」として、梅原さんの訴えを認め、府に約315万円の支払いを命じました。

 

 (梅原聡さん 12月9日)
 「裁判所が真摯に向き合って事実を調べてもらって、主張を認めてくれたのは非常にうれしく思っています」

 

 府は、「主張が認められず誠に残念。判決内容を精査し、今後の対応を検討します」とコメントしています。





 

 

卒業式の「君が代斉唱で不起立」の元教諭が“逆転勝訴”再任用の拒否で賠償求めた裁判

 https://news.yahoo.co.jp/articles/6f33fdd696a290997045d59e3d08715f90254fd6