米厚生長官、台湾総統と会談…断交後では最高ランクの閣僚訪問

 

読売新聞

 

 【台北=杉山祐之】台湾を訪問している米国のアレックス・アザール厚生長官は10日、台北市で、蔡英文(ツァイインウェン)総統と会談した。

 双方は冒頭のあいさつで、防疫を含む各分野における米台間協力を強化していく考えを示した。

 アザール氏は、1979年の米台断交以来、台湾を訪問した米国の閣僚の中で最高ランクとなる。

 

 

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 台湾総統 米厚生長官と会談(2020年8月10日)

 
 
 
テレ東NEWS
2020/08/10 に公開
 
 

台湾を訪問しているアメリカのアザー厚生長官は、蔡英文総統と会談し、台湾の新型コロナウイルスへの対応を称賛し、公衆衛生分野などでの協力を強化する考えで一致しました。

 

アザー氏は、1979年にアメリカが台湾と断交して以降台湾を訪れた最高位の閣僚で、中国政府は、アザー氏の訪問に反発しています。

 

アザー氏はその後、台湾の感染対策部門のトップ、陳時中・衛生福利部長とともに衛生対策での協力に関する備忘録に署名しました。

 

 

 

 

 

 

 米厚生長官が台湾総統と会談 “閣僚”6年ぶり訪問

 

  https://youtu.be/KIHKp2VazpU

 

 

FNNプライムオンライン

2020/08/10 に公開

 


41年前の断交以降、アメリカの最高位の高官となる、アザー厚生長官が台湾を訪問し、10日午前、蔡英文総統と会談した。

蔡英文総統「コロナ対策だけでなく、あらゆる分野において、双方の協力と交流により多くの成果を出すことで、地域の平和と安定、および発展に貢献できると信じている」

アザー長官と台湾の総統府で会談した蔡総統は、ワクチン開発など新型コロナウイルスへの対応について、協力を強化したいとの考えを示した。

これに対してアザー長官は、台湾のウイルスへの対応を称賛し、トランプ大統領の、台湾に対する「強い支持と友情のメッセージ」を伝えた。

アメリカの閣僚クラスの人物が台湾を訪れるのは6年ぶりで、1979年に台湾と断交して以降、最高位の高官。

中国政府はこれまで、アザー長官の台湾訪問について「断固として、強力な報復措置をとる」などと警告しており、会談の実現を受けて、さらに反発を強めるとみられる。



(2020/08/10)

 



FNNプライムオンライン
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