一番見てほしい記事。1色をベースにするだけでリンゴを描く=GIMPで作成= | GIMPから始めるグラフィックデザイン【Amatsuchi-Tomokazu】

GIMPから始めるグラフィックデザイン【Amatsuchi-Tomokazu】

AmatsuchiのTomokazuがGIMPを中心としたグラフィックデザインの話やチュートリアルの記事を書いていきます。これからグラフィックデザインを始めたい人、デザインを仕事として活動したい人、そんな人達に一つでも二つでもプラスになる話をしていきたいと思います。

こんにちは、

昨日に引き続き、今日も記事をアップしてみました^^


GIMPって本当に便利なんだよって事をもっと伝えたかったもので、

僕が一番重宝しているツールについてので説明をします。


それは焼きこみと覆い焼きが出来る「暗室」っていうツールです。

ツールボックスの一番最後の方にあるオタマジャクシみたいなやつですね。


ちなみに、僕がこのブログで「焼きこみブラシ」とか「覆い焼きブラシ」って言ってるのはこれの事です。


極論を言えば、これがあれば、ちょっと練習すれば

ほとんどの物がだいたいGIMPで描けます。


そして、このブラシを重宝しまくってるのは、日本で僕くらいしかいないんじゃないかってくらい、

誰も重宝していませんし、説明とか少ないです(笑)

でも、色んな人にこのツールの便利さに気づいて欲しいです。


という事で、今日は色1色と、この暗室ブラシだけでリンゴを描いてみます。


①とりあえず、リンゴの輪郭を書きます。焼きこんだりする事を考えて、ちょっとだけ明るめです。

(ちなみに、リンゴのへたの部分は別レイヤーにしています。)



FREED MART~GIMP限界突破~


②大きめのブラシサイズで、明暗をつけるようにぼかした暗室ブラシで撫でていきます。


FREED MART~GIMP限界突破~

とりあえずこんな感じにします。


FREED MART~GIMP限界突破~



③あと、細かい部分と、へたの部分とかを同じようになでていけばこんな感じになります。


FREED MART~GIMP限界突破~



リンゴっぽくなってきました。ここまでは焼きこみのブラシで暗度を入れていったので、次は覆い焼きブラシで、明度をつけていきます。



④光の当たりそうな場所を軽くブラシでなでていくとこんな感じになります。



FREED MART~GIMP限界突破~

もう少しやっていくと



FREED MART~GIMP限界突破~

こんな感じになります。

細かい部分も調整していけば


FREED MART~GIMP限界突破~

リンゴっぽい感じになりました。


FREED MART~GIMP限界突破~



影をつけたりなど。



FREED MART~GIMP限界突破~


ちなみに、本物のリンゴの写真との比較です(笑)



という事で今回はザッと説明をさせて貰いましたが、

僕の中ではこの暗室ツールは完全必須なツールだという事を伝えたかったんです^^


CGとかも描けますし、

ちょっとしたオブジェを作ったりする時にも僕は使っています。




いつか動画とかで解説したいなぁと思っている今日この頃です。


以上、本日の記事でした。