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保育士のつぶやき★セカンドステップのブログ

教育プログラム“セカンドステップ”で子どものコミュニケーション能力UPに奮闘する保育士のつぶやき日記

女の子男の子保育園のレッスンも順調です。


 5月は1回しかレッスンの日にちを取れなかったのですが、意欲的に手をあげて、素直に自分の気持ちを言える子ども達の姿が見られるし、他の保育者たちも参加し、レッスンを共有することができているので、まずまずの進み具合です。

 ふと、思うのですが合格


毎年毎回同じレッスンをしているのだけれど、一回も同じレッスンの様子はないのです。 同じ質問をしても、その時の子どもなりの答えが返ってくるし、その答えに合わせて質問をかえたり、脱線しかけた話を元に戻したりと、当たり前ですが、行うたびに違う、子ども達とのやりとりや、表情や心の変化を感じ取るのが、私は好きなのかもしれません。


十人十色、今年で120名にレッスンをしたことになるので、120人120色のレッスン展開をしたことになるのかな? 

チューリップ赤幸せです。('-^*)/


「NPO法人 日本子どものための委員会」は、年に数回研修会を開催してくださいます。 東京・大阪・福岡など、全国各地で行われ、来月6月は、大阪です。
星私は、大阪研修の時にのみ、ファシリテータとして講師の先生のお手伝いをさせていただいています。

ファシリテータのお役目は・・・研修に参加された50~60名ほどの受講者さんたちが、丸二日間の研修を、最後まで意欲的にやり遂げられるように、教材の準備から場内設定、グループの雰囲気づくり レッスン実習の手助けなど、大忙し。

でも、全国から、セカンドステップを勉強して、各施設に活かしたいという、同じ志を持った方たちと接していると、何よりも自分の勉強になるんです。 (何回もただで講師の先生の話きけるし へへへ。ニコニコ

保育士、養護教諭、教師、学生、最近は、中学校教師も増え、職種が幅広く、それもまた興味深いんです。

詳しい研修情報は、「日本子どものための委員会」HPで検索してください。
ぜひ、会場で会いたいです。晴れ

トニーちゃんは、今どんな気持ちだとおもいますか?

チューリップピンク4月のレッスン1チューリップ赤

レッスン1では、セカンドステップに参加するための、約束(ルール)作りを子ども達と行いました。

  約束  ①話しを聴くときは、話している人の顔を見る。
       ②話したいときは、手をあげてからはなす。
       ③手と、足をそろえて椅子にすわる。

レッスン2では(上の写真)、心理学でいう、6つの基礎感情 「うれしい」「悲しい」「怒る」「こわい」「おどろく」「いやだ」 の写真を見ながら、「トニーくんは、今どんな気持ちだと思いますか?」などと、子ども達に問いかけました。

生活の中でいろいろな感情は、きっと体験していますが、友達の顔を見ておちついて友達の気持ちを考えるという経験は、レッスンでしかできないことです。

幼少期に相手の気持ちを知る能力を身につけていないと、大きくなってから周りの状況に不適切な反応をしてしまい、友達や、周りの人とうまくやっていけないそうです。

写真を見ながらのディスカッションのあとは、一人ずつ前に出てきてロールプレイです。
「おいしいアイスクリームをもらった○○ちゃんは、どんな顔になるでしょう。その顔をみて、○○ちゃんがどんな気持ちになっているか、当ててみましょう」 

座ってみている子ども達は、前に出て、気持ちを顔と体で表現している友達の顔をみて、一生懸命「笑ってるからうれしいきもちかな?」「ちょっと目が細くなってるから、すっぱいんかな?」と、当てっこです。

レッスン所要時間は、約40分。 5歳児には少し長いですが、ディスカッションあり、ロールプレイあり、最後の絵本あり、なので、あっという間だったようです。

26年度、年長組 いよいよ★ セカンドステップベルスタートです!!

プログラムの構成を少し紹介 (*^o^*)

第1章~3章 全28レッスンあります

その中で 子ども達は、人間の気持ちは色々あること、その気持ちを知ることで、相手の気持ちに共感したり、共有できることを習得合格します。

実際に友達との間で問題が起こったら、どんなふうに解決できるかをブレーンストーミング法でディスカッション。そして最後に、自分の怒りのあり場所、怒ったとき自分がどうなるかを自覚し、怒った心をコントロールする方法も学びます。

簡単に言うとこんな感じです。 

  

詳しくはNPO法人 Freedom2011で…

次回は、基本的なレッスンの流れを紹介します。 


ドキドキ 今日からブログ始めます ドキドキ


「セカンドステップ」とは

アメリカの教育プログラムで、子どもの衝動的・攻撃的行動を和らげ、社会への適応力を高める目的で開発されたもの。簡単に言うと、子ども達の間に起った問題を、暴力で解決するのではなく、子ども達自身が、相手の気持ち・自分の気持ちを理解しつつ、言語コミュニケーションで解決に進めていく方法を、練習するプログラムです。