《 EVERYTHING LOVE WORLD 幸せになるということ 》
どんなに絶望的な状況であっても
そこから幸せになることは出来ます。
かけがえのない自分自身を幸せにしてあげられるのは
他ならぬ自分自身です。
わたしのことで言えば
一昨年、夫を亡くしてから
約2年本当に辛い状況を生きていました。
お互いに深く愛し合っていたので
スピリット同士の絆ができており
彼以外の人は考えることができず
当時、新しいパートナーシップを作るなどとは
到底考えもつきませんでした。
時が人を癒すと言いますが
2年程度の月日では
わたしの心が癒されることはありませんでした。
じゃあ、ずっと止まったままでいるのか
それを世界から問われました。
結局、どうしたかというと
時の力だけに頼らず、意識レベルで超えたのです。
自分自身で作り上げてしまった
心の洞窟から解放するということを
わたし自身が行わなくてはなりませんでした。
彼が亡くなり、もうこの世にはいない
存在自体は無くなっておらず
霊体（スピリット）となった彼のことを
パートナーとして求めることを
終わりにしなければなりませんでした。
楽しい思い出や亡くなった時の苦しい思い出が
毎日、走馬灯のように駆け巡りました。
どちらにしても、彼との思い出を思い出すこと自体が
とても苦しかったです。
最終的に、彼を失ったことでの深い悲しみが
わたしを取り巻いていたので、その悲しみを超えなくては
なりませんでした。
悲しみを超えることを幾度も挑戦し
エネルギーレベルでもあらゆる施術をして
ようやく悲しみに支配されないところまで来たところで
彼との出来事を統合していくことが起こりました。
今思うと、どのプロセスも、とても辛かったですが
一連のプロセスは何一つ欠けてはならず
全てのプロセスがあったからこそ
今、ここに立ててているのだと解ります。
もちろん、わたし一人で超えたわけではなく
周りの人に助けられて、わたしはここにいます。
新しいパートナーシップは始まったばかりですが
思いの外、とても順調です。
そうしているうちに、今一度、使命というところに立ち
ここから、世界に対して、わたしの出来うる最大限を
届けて行きたいという気持ちが湧いてきています。
それがどんな風に形になるのかは、今は未だ見えていませんが
様々なプロセスを超えたわたしだからこそ
出来ることだと感じています。
人生には、時に、予測が全くできない出来事が
起こることもあります。
大きな絶望を伴う出来事も起こることがあります。
どんなに愛いっぱいで、幸せで、ワクワクの人生を生きようとも
死がある限り、同じ人と、永遠に物理的に、一緒にいることは出来ません。
目を背けたくなる事実ですが、必ず、別れがくるのです。
今回の出来事で、価値観や死生観もかなり変わってしまいました。
愛いっぱいで、信じられないくらい幸せで
毎日、目が覚めたら、どんな１日になるだろうと
ワクワクして目覚めるような日々を送っていた
真っ最中に、彼の死が起こったからです。
幸せになったら、ゴールというわけにはならないと
身をもって、体験したわたしが思うことは
今、目の前にいる人と、全身全霊で愛し合うことはできるし
世界をただ愛するということはできます。
未だ、自分自身にとっての幸せが訪れていない時も
愛することは、出来るのです。
何もかもが、暴風雨の中、壊れてしまったような中を
生きていましたが、そこだけは、変わりませんでした。
一期一会という言葉がありますが、その言葉通り
本当に、今、一緒にいるということが奇跡であり
尊いものであるということを忘れずに
目の前の方に感謝して、生きていきたいものですね。