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アメリカンプロレスショップ フリーバーズ(Yahoo!ショッピング)のアメブロ支店

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「スリーメンダス5(PWG15周年大会)」(2018年7月13日カリフォルニア州ロサンゼルス グローブ・シアター)


1. ダルトン・キャッスル vs. デビッド・スター

2. ペンタ・エル・ゼロM vs. レイ・ホラス

3. ジェフ・コブ vs. ジョーイ・ジャネラ

4. ラスカルズ(デズモンド・イクセイビア&ザッカリー・ウェンツ) vs. ヤングバックス(PWG世界タッグ王座戦)

5. レイ・フェニックス vs. トレバー・リー

6. マット・リドル vs. マーティー・スカール

7. ウォルター vs. ブロディ・キング(PWG世界王座戦)

 

 

今月からアメリカでは、「Summer of Ultraviolence」と呼ばれているデスマッチシーズンが始まり、各団体でデスマッチトーナメント大会が開催されている。

 

 

CZW(コンバット・ゾーン・レスリング)で、2002年から開催されているデスマッチトーナメント大会「トーナメント・オブ・デス」は、数あるデスマッチトーナメントのなかでも、最も権威のある大会と言われている。

 

第1回大会「Zandig's Ultraviolent Tournament Of Death(TOD1)」は、2002年8月31日デラウェア州ドーバーの野外で行われた。

同じ日に、当時、西海岸ロサンゼルスで猛威を奮っていたハードコア団体XPW(Xtreme Pro Wrestling)が、東海岸のフィラデルフィアに進出を果たし、“ハードコアの聖地“旧ECWアリーナで初興行を開催することになった。メインはテリー・ファンク対シェーン・ダグラスだった。

ザンディグ率いるCZWは、それに負けまいと、より過激で、残虐度の高い、ウルトラバイオレントなデスマッチトーナメントを行い、No.1デスマッチ団体としての面目を保ったのである。

以後、CZWはデスマッチトーナメントの代名詞として、「トーナメント・オブ・デス」を、毎年開催し、デスマッチ界の盟主として君臨し続けている。

 

日本人選手の参戦は、2010年アブドーラ小林から始まり、2011年は沼澤邪鬼&竹田誠志、2012年には再度アブドーラ小林、2013年には塚本拓海と4年連続で挑んだものの、アメリカNo.1デスマッチトーナメントの壁は厚く、誰も優勝することはできなかった。

そして、2014年に行われた「トーナメント・オブ・デス 13」で、ついに日本デスマッチ界の最後の砦とも言える、“デスマッチのカリスマ”葛西純が皆の期待を一身に背負い、参戦することとなった。日本陣営は総力戦を想定し、沼澤邪鬼、竹田誠志、そして、レフリーの李日韓の4人を血戦の地、アメリカに送り込んだものの、CZWからは、まるで葛西の制覇を阻止するかのような待遇を受けることとなった。しかし、日本が世界に誇る“デスマッチのカリスマ”は、マット・トレモント、ダニー・ハボックら強敵を次々と撃破。

決勝に待ち受けていたのは、過去2回同大会を制覇して、当時、米デスマッチでは向かう所敵なし状態だったMASADAであった。これまでの2試合の激闘で、かなりの体力を消耗していた葛西であったが、カミソリボード十字架を背負って入場する姿は、まさに神が降臨したかのようでもあった。強敵MASADAは思うようにいく相手ではなかったが、デスマッチの神様は、日本人初の「トーナメント・オブ・デス」優勝という大偉業を葛西純に授けた。これ以降、葛西はアメリカで試合をしていない。

 

 

 

GCW(ゲーム・チェンジャー・レスリング) の「トーナメント・オブ・サバイバル」は、2年前から始まったばかりと歴史は浅いが、CZW「トーナメント・オブ・デス」に徹底対抗しようと、毎回1週間前に開催をぶつけてくる。

 

2016年に行われた1回目の大会では、2003年に、ニック・モンドが、選手生命に終止符を打つことになった危険な “TOD2での禁断の高所落下” を再現。

昨年は、シュラックの両肩に肉針を刺し、 “宙吊りボディサスペンション(身体改造)” を披露。この宙吊りもザンディグが、以前、CZWで行い、その凄惨さから、ファンの大顰蹙を買ったアングルを敢えて再現したものだった。

 

CZWに並々ならぬ敵対心を持っているGCWは、海外在住のある日本人を通して、昨年は竹田誠志の参戦が実現した。そして今年の大会にも日本人選手を招聘したく、FREEDOMSに選手の貸し出しを要請しようとしたのだが、残念ながら交渉をその日本人に断られてしまった。その後、ありとあらゆる手を尽くしたが、FREEDOMSとうまく交渉出来ず、要請を断念した。

そこで矛先を、これまでに関係を持っていなかった大日本プロレスへと向け、交渉を開始した。

当初、高橋匡哉の参戦が検討されたが、条件が合わず、よりアメリカ向きと思われる植木嵩行の参戦が決定したのである。

過去に因縁があった大日本プロレスとザンディグが、十数年ぶりに、一つの大会の名のもとに集うことにも注目したい。

 

 

 

9月には、ニック・ゲイジが主催するデスマッチトーナメント「ニック・ゲイジ・インビテーショナル 3」が開催される。まだ参加メンバーは発表されていないが、GCWは、ここにもある日本人選手の参加を目論んでいる。

 

実は最近、米デスマッチ古参団体の両雄、CZWとIWAミッドサウスに、以前ほどの勢いが感じられなくなってきているのだ。そうなると、GCWが米デスマッチの勢力分布図を塗り替え、一躍、盟主の座に就くことになるかもしれない。日本にも、積極的に仕掛けてくるようなGCWだけに、今後の日米デスマッチ覇権争いからは目が離せなくなりそうだ。傘を必要とするほどの激しい血の雨が、リングに降るような予感がする。

 

 

(プロレスショップ フリーバーズ 店主 タカ中山)

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インディーの大会としては、実現不可能とされてきた1万人規模の観客動員を目標に掲げる「ALL IN」という大会を、9月1日に米シカゴ郊外のシアーズ・センター・アリーナで、ヤングバックスとCodyらが開催する。

WWEやWCWなどのメジャー団体以外で、アメリカ国内で1万人の観客を集めた大会となると、1990年代前半に、ロサンゼルスのメモリアル・スポーツ・アリーナで、メキシコの団体AAAが、数回、記録しているものの、それ以来、約四半世紀もの間、インディー系の大会で1万人を超えたことはないと言われている。

 

昨年からアメリカ大会を開催している新日本プロレスは、今年3月25日にもロサンゼルス大会を開催した。実はその大会以前から、チラホラと耳にしている噂があった。その噂が、この大会で4,372人を集めたことと、ROHが、先日、行われたニューオーリンズ大会(4・7「Supercard Of Honor XII」)で、団体として過去最高となる観客数6,000人を記録し、インディーにも可能性があることを見せてくれたことにより実現することとなったのだ。それは、7月7日に、1万人の観客を動員できるもっと大きな会場、サンフランシスコのカウ・パレスに進出することだった。

 

1万人動員を目指す「ALL IN」には、Cody、ヤングバックス の他に5月1日現在、以下の選手の参加が発表されている。

 

オカダカズチカ(新日本プロレス)

ケニー・オメガ

マーティ・スカル

ハングマン・ページ

スティーブン・アメル(俳優)

ジェイ・リーサル

ペンタゴンJr.

フェニックス

テッサ・ブランチャード

ディオナ・プラッゾ

ブリット・ベイカー

チェルシー・グリーン

フリップ・ゴードン(参加認められず)

ジョーイ・ジャネラ with ペネロペ・フォード

 

バレットクラブ、ROH、新日本やメキシコ、そして、女子選手(余談だが、全員、彼氏もプロレスラー)に人気俳優と、Codyとヤングバックスが、1万人動員に向け、集客力のある選手集めに翻弄している。8試合ほど行うのであれば、まだまだ選手数は足りない。ROHの選手を呼んでしまえば、選手の人数はすぐに揃うだろうが、それではROHの大会と変わらなくなってしまう。なので日本から参加する選手も、もしかしたら増えるかもしれない。

そんな名の知れた選手が揃うなか、日本では、まだあまり知られていないジョーイ・ジャネラの名前が、参戦メンバーに入っていることに注目してもらいたい。

 

ジョーイ・ジャネラは、ヤングバックスやマット・リドルらと並び、今、インディー界で最も忙しい選手の一人だ。

先月開催された裏レッスルマニア期間中には、対サスケ戦を含め、3日で6試合のハードスケジュールをこなした。その後も、MLW(フロリダ)AAW(シカゴ)、CZW(ニュージャージー)、チカラプロ(フィラデルフィア)、そして、PWG(ロサンゼルス)と、2週間でアメリカ各地を端から端まで精力的に動き回っている。裏レッスルマニアの4日前には、イギリス&アイルランド遠征にも行っていた。

裏レッスルマニアという全世界からプロレスファンが集まる場で、自身主催の大会を開催するのは、昨年に続き、今年で2回目。いずれも満員の観客を集め、彼の主催する大会は、もはや裏レッスルマニアには欠かせないイベントとして、ファンの間には定着してきている。まだ来日したことがないので、日本での知名度はほとんど無いに等しいが、今やインディー界で、彼の名を知らないものはいない。

 

“バッド・ボーイ”の異名をとるジョーイ・ジャネラとは何者なのか。

 

16歳で、地元の小さな団体でデビューしたジャネラ。19歳の時に、CZWドージョー(レスリングスクール)に入門するものの、挫折してしまう。まだ、プロとしての考えが未熟だったのだろう。2012年になると、一つの転機が訪れた。PWSという団体で、ピンクの全身タイツに身を包み、青色のパンツを履き、顔の真ん中に青い星が描かれたピンクの覆面を被り、スターマンというマスクマンを名乗った。そう、ファミコンの伝説的ゲーム「プロレス」の、あのスターマンになったのである。

2014年から、GCWの前身JCWに出たり、CZWドージョーに再入門したりと、試合数も増えていき、ニュージャージー&フィラデルフィア界隈の東部インディーズシーンでは、知られる存在になっていた。

 

ジャネラの名前が、より知られることになったのは、2016年6月のGCW「TOS」で、ザンディグとの10メートル飛び降りスポットからである。

 

これ以来、ジャネラは、人気レスラーの仲間入りし、今年は、憧れだったザ・グレート・サスケとの対戦を実現させ、日本でも話題を呼んだ。また、来月6月には、ウルティモ・ドラゴンとの対戦も決定した。

 

日本に照準を合わせてるかのような“バッドボーイ”の動向から、我々、日本のファンも目を離すことができなくなってくるだろう。

来日する際には、是非、ペネロペ・フォードとの、バッドボーイ&バッドガールで来てもらいたい。

 

 

(プロレスショップ フリーバーズ 店主 タカ中山)

 

スコット・ホールの新作Tシャツが、アメリカで発売され、話題を呼んでいる。

90年代にWWE(当時WWF)でレーザー・ラモンとして活躍していたスコット・ホールのTシャツがこちら。

 

 

元ネタはこちら

 

 

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