最強の敵「FMS」に挑む! | アロマのちハーブ、ときどきオイスター。

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   Ayuさんのアロマと海賊マサルのオイスターについて綴ります。



悪魔の刺客、線維筋痛症(FMS)に15年間挑んできました。
結果は0勝15敗、疼痛(終わりなき激痛)によって500~High(600㎎/dlUP)と跳ね上がった血糖は全身を蝕みました。心までを占有した悪魔は私の右手にナイフを持たせ、左手を切り刻ませました。延べ80cmの傷から流れ落ちるヘモグロビンを見ながら崩れ落ちる私をあざ笑うかのような奴の声が聞こえました。

この1年半をかけて「血糖が上がらない体質」に改造した体で悪魔に最後の戦いを挑むにふさわしい「13」の年を迎えるにあたって、もう一度奴の仕業をまとめてみました。




私を担当している悪い奴は四股関節に常駐しながら全身の筋肉や関節を不特定に狙ってきます。しかし奴は「跡」を残さないのです。10年前の入院中に左上腕が襲われました。翌日に緊急手術で狙われた部位の筋肉組織をとりだして検査しました(生体検査) 結果は若干、酸素濃度が薄かっただけで炎症の痕跡はありませんでした。「骨シンチグラフィー も行いましたが、骨の炎症は発見できませんでした。


私は当時、病名も原因も不明ながらこのような医学的な検査によって「不特定部位に発症する原因不明の疼痛」という仮の病名を授けられましたが、推定200万人とも言われる多くの同胞たちの殆どが「線維筋痛症(FMS)」という病名に辿りつけず、職場や家庭では正直に症状を伝えるたびに、「昨日は膝で今日は腰か?ならば明日は背中か?首か?ハッハッハ~」とあざ笑われ、仮病扱いをされたあげくに職や信用を失い心を閉ざし、痛みに耐えかねて「合法薬」を輸入し、痛むことなく朽ちて行けますようにと願っている方の哀しい声が聴こえてくるようです。


私の主な症状ですが



とてつもなく重い奴が覆いかぶさっているかのような日もあれば、全身が金縛りにでもあっているようで起き上がるまでに30分以上もかかることもあります。何もしていないのに物凄く疲れています。


 

例えは悪いですが、4後硬直のようです。


 

何度も何度も同じ夢を見ます。それはヒョードルに逆腕を決められて必死にタップ(降参)をしているのに誰も止めてくれません。そしてねじちぎられた左腕を場内に投げ込まれるのです。⇒

現実、私は暗闇の中で四つん這いになって必死に右手一本で自分の左腕を探しているのです。 ふと我にかえると左腕はついているものの、肩から強烈な激痛が走っているのです。




デストロイヤーに足4の字固めをきめられた夢を見て目が覚めときは本物の激痛が股関節に走っています。




鎖骨が燃えてから炭火になっていたりする現実的な夢もあります。





関節の日常的な痛みを表現すると、千枚通しを関節に打ち込こまれたような... 木ねじをドライバーで芯に向かって閉め込んでいるような痛みが多いです。 特に股関節痛はこんな感じで表現しないと分かってもらえないですね。


 

筋肉の方はガラスの破片で切り刻まれたような痛みもありますが、ネアンデルタール人に捕えられ、抑えつけられて極めて切れ味の悪い石器や石斧で肉を剥がされているイメージです。奴らは胸を剥がす者、わき腹を剥がす者・・・ いろんな場所から始まった痛みは体中を移動します。とてもタチの悪い嫌な痛みです。そして最悪なのは心臓を挟んだ胸筋と背筋の肉が剥がされたとき、息を大きく吸い込んだら胸と背中が同時に「こむらがえり」に似た痙攣を起こしてしまい、声も出せずに真冬に脂汗をかきながら耐えなければなりません。




症状が強く出ているときは髪の毛や爪の先がスパークしたように痛むこともあります。




最近では「シェーグレン症候群」が発症しており、頻繁なドライアイや日常的な指の第二関節の痛みが続いています。



現在のところ、ステージⅢからⅣを往来していますが・・・

日常的に強い鎮痛剤を1日4回4~8個使っています。
痛みが酷い場合は脳に伝わる神経系を麻痺させる薬を血中濃度MAXまで使用して泥酔状態になって治まるのを待ったりしています。

いずれにしても、副作用が激しい薬なので可能な限り使用数を減らせるように、「メディカルアロマ」で補っています。今後のカギとなる分野なので大きな期待を寄せています。


今のところペンタジンの鎮痛注射が最終兵器です。1~2時間は全身の痛みが消えて、元気が溢れていたころに戻してくれます。この間に痛みに備えています。

しかし麻薬扱いみたいで最低30日以上の間隔が必要とされます。日赤でも主治医と連絡が取れるまで使ってくれませんでした。(快感を求めて病院を転々とする方がいるそうです。)


もし、震災などでこれらの薬の供給が遮断されたならば・・・ 
そんなことを考えると正直、お手上げです。


 

闘う心が無くなったときは... 息をするのが面倒にもなるそうです。








胸や腹の上に飛び乗って心配してくれるキミは
痛いときはいつ来るかと心配の元ですヽ(;▽;)ノ