時間を意識することは大事である。

 

「すこしでも早く」「無駄を省く」

経営者の中にある当たり前の意識だ。

 

オレは会社を手放して、また新たに事業をしようと決めた時に時間のことは相当に意識した。

何も持っていない自分に出来ること

「すぐにやる」

結局それしかなかったんだ。

 

相手や協力者に求めるのではない。

あくまでもオレがオレに対して決めた約束だった。

それは今も変わらない。

 

「すぐにやる」は余裕を作ることにもなる。

急かされて慌てることなく行動したい。

 

振り返ればいつも時間に追われていたように思う。

あれもこれもと自らやることをいっぱい抱えるようにしていた。

自ら忙しくしてそれをこなしいている自分をカッコいいとすら思っていた。

実際は全部中途半端になっていることもその時はわからなかった。

 

時間に追われている経営者はたくさんいると思う。

実務で時間がないばかりではなく、早く会社を良くしたい大きくしたいと心も急かされている。

競合に負けないように早く早くと

気持ちはよく理解できるよ。

 

出来れば競争から抜け出たものをしたいが簡単でない。

実務的な時間のなさは自ら望んでいなければやり方を変えることや誰かや何かに任せることによって対策は出来ると思う。

あくまで自分が時間のないことを望んでいなければだ。

暇は絶対に受け入れたくないと無意識に望んでいる場合がある。

 

急かされている心をなんとかしたい。

 

オレは「心と頭に余裕を持つ」をいつも意識している。

 

競争相手が大きく伸びて差が開いた時に昔は悔しくて羨ましくて我ここにあらず状態になっていた。

 

今は相手を祝福して自分にこう言い聞かせるんだ。

 

「After you お先にどうぞ」と

 

焦らず慌てず自分のすべきことに集中する。

自分の役割を全うする。

知らず知らずのうちに余裕を持つことが出来るようになる。

 

時間が有り余ってやることがない時は経営者はやっぱり焦って慌てるものだ。

 

時間があって暇な時オレは自分の余白だと考える。

そして「余白を愛する」と決めている。

 

余白をどうするかがその後の自分の進化に繋がる。

余白を意識して余白を否定するのではなく受け入れて愛する。

 

余白を創るために事業の在り方や日々の生活を見直したい。

頭の中に余白を創るために頭の中も整理したい。

 

心と頭に余裕を持ってすぐやることを続けること

相手を受け入れて認めて祝福するも当たり前にしたい。

 

意識することで多くの余白が生まれる。

余白がオリジナルを創る。