経営者はほとんどの時間を会社のことと資金のことを考えていると言っていい。
事業がうまくいかなくなるとよりその傾向が強くなる。
ほとんどの時間ではなく全部の時間になり得る。
会社と資金に囚われている状態
戦後、高度成長、バブル、バブル崩壊、などを経験していつの頃からか日本人はお金中心の拝金主義になっていった。
それは経営者だけではなく世の中も政治も家庭もその渦に巻き込まれていった。
より多くのお金を得るために事業を行い、より多くのお金を得るために働く。
それが当たり前になっており多くのお金を持つことが唯一の目標になっている人が多い。
お金を多く持っている人が偉いわけではないよ。
優先順位の1番がお金を得ること、2番がそのために仕事をすること
お金と仕事に囚われている。
お金はあった方がいいし仕事をするなと言っているわけではない。
否定しているわけではないけど危険だと思う。
お金と仕事の梯子を外されたら生きていけなくなると心配になる。
オレは十数年前に自らの意志でお金と仕事を全て手放した。
自らの意志ではあったけど望んでそうしたわけではなかった。
もちろん不安で苦しかった。
でも経験したからこそその時にわかったことがあった。
お金と仕事に囚われたままでいるといつまでたっても不安が拭い去れないこと
お金と仕事に囚われたままでいると本当に大切なことがわからないということ
それを踏まえてオレはこう考える。
「お金と仕事は人生を豊かにするためのツールのひとつでしかない」
人生を豊かにすることが重要でそのための方法やツールは人によって違うしたくさんあるはず
お金と仕事はたくさんあるツールの内の一つだ。
仕事に対する考え方もお金を得るためから人生を豊かにするために変われば見え方も景色も劇的に変わる。
囚われているお金と仕事を心の中で手放す。
実際にお金と仕事を手放すことにならざる得なくなっても安心していい。
死ぬことはない。
そして心で手放すことによってわかることがある。
お金と仕事の大切さ
お金と仕事の楽しさ
それが初めて理解できる。
資金と仕事で思うようにいかなく心が苦しくなり始める時オレは自分にこう言い聞かせる。
「お金と仕事は人生を豊かに生きるためのツールの一つである」
「お金と仕事に囚われない お金の大切さ仕事の楽しさを理解した お金の楽しさ仕事の大切さを理解した」
そして「お金と仕事に好かれる人になる」と
すると心がスッと軽くなる。