心身共に追い詰められている時に大きな選択を迫られる。

 

問題が起こった時の選択は急を要し真っ当に判断をするのは至難の業だ。

 

企業が不祥事などを起こした時に行うお詫びの記者会見

テレビで見たことが何度もある。

 

心身共に追い詰めれらている経営者

記者からは的を得た辛辣な質問が来る。

 

そこでの経営者の発する言葉や態度次第でその後の会社の運命が大きく左右される。

 

自分の保身に走る言葉や態度は一番醜い。

誰もが見透かす最悪の選択の一つ

 

誰かのせいにするは問題外だ。

 

ただ本当に追い込まれた時は普段は思ってもいない言葉が出る場合があるんだ。

しかも発したことすら覚えていないような頭が真っ白な状態では

 

同じような経験はあるので同情はするけど結果ダメはダメだ。

 

最悪な状況でも普段考えている自分の信念や理念に沿った言葉を発し続けたい。

どれだけ追い込まれていようとも揺れることなくぶれることなく

 

それには訓練が必要と考える。

 

変わることない自分の中で信念や理念

変わることない世の中の道理 原理原則

 

それらを自分の血肉にしておきたい。

追い込まれた時は追い込まれた時こそそれに沿ったものしか出てこないように

 

当時オレは毎日お経のようにして唱えることにしていた。

 

今は毎日はしないけど定期的に忘れないように発している。

15年前位からやっているから少しづつ増えた自分だけの信念、理念、原理原則は相当な数になってるよ。

 

その内のいくつかは週に一度書き出すようにもしている。

 

ピンチの時はシンプルに原理原則に戻るべきだ。

 

「損得で判断することなく善悪で判断する」

「正義と大義を持って判断考動する」

 

それはいつの時代も変わることないと信じる。

 

その中でもオレが一番意識をするのが

「より自分が好きになる選択をする」

 

たとえどんなに罵声を浴びても自分が信じた言葉を発し自分が信じた選択を貫く。

 

「おまえ追い込まれていたけど毅然としていてカッコ良かった」

「オレだけは認めているよ」

 

誰にも認めれれなくても自分で自分を認められるような選択をしたい。

 

追い込まれた時は苦しいけど胆力を付けるチャンスでもある。

そして新しい自分を発見する場にもなる。

 

経営者は平時も有事も選択の連続だ。

 

より自分が好きになる選択を自分自身で知っていてほしい。

 

いつそうゆう場面が来ても自分らしく対応できるような準備はしておくべきだ。

 

振り返った時に胸を張って自分を褒められるように