僕はほとんどテレビを見ないのだけど、息子はお笑い番組が大好きなんだ。
年末年始はお笑いの特番が多いよね。
ダビングしたそれらの番組を一緒に見ることは正月は定番になっているかな。
ダウンタウンの笑ってはいけない何とか、アメトークの5時間スペシャル、だまされた大賞などなど。
僕も小さい頃からお笑いが大好きでそれは今も変わっていない。
小学生の時は何と言っても
「8時だよ全員集合!」
かとちゃんが大好きだった。
「ちょっとだけよ」「たばこする?」「どうもすんずれいいたしました」
高校生の時の
「俺たちひょうきん族」
おもしろかったなあ。
昔から人を喜ばせたり、驚かせたりするのは大好きだった。
それは今も全く変わってなくて、新しいことを始める、新しいものを創り出す時のベースはいつもそこにある。
自分が一番に楽しんで、自分が一番に喜ぶことも含めてね。
会話をするにあたってもユーモアはいつも意識していたなあ。
今も意識している。
若い頃は相手をいじっての笑いが当たり前だったような気がするけど、年齢を重ねるにつれてそれが不快になってきた。
TV見てても悪口にしか聞こえないことがよくあるんだよね。
それは笑えない。
今は相当経験を積んだので笑わせる自虐ネタが山ほどあるよ。
自分の負の経験を笑いに変えられる人に魅力を感じるんだ。
お笑い好きに息子に
「おまえ おれのことをそんまま話せば友達みんな喜ぶんじゃない」
「恥ずかしくて言えねーよ」
なるほどね。それは理解できる。
今日の東京新聞に気になる記事があった。
詩人・田村隆一
人間は泣くところはだいたい同じだが、笑うところは人により違う、そしてユーモアのセンスこそが人間の感受性を成立させる。ユーモアは定型化を嫌い、既存のあり方から視点をずらして社会を見る感性の源泉となる。それは、恐怖に対する感受性と同根である。
感受性を調べてみた。
外界の刺激や印象を感じ取ることができる働き。
何もないところから何かを創りだせる人は感受性が豊かであることが重要だと思う。
結局やっぱりユーモアなんだよね。